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Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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ワンちゃんという男

東南アジアに別れを告げ、向かう先は中国!隣の大国、中国。
北京、上海、内モンゴル、香港には行ったことあるんですが、バックパッカーとしては初です。

ルアンバパーンからバスで中国の昆明まで24時間!
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この旅、最長乗車時間。
バスは例の寝台バス。
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でも今回は相ベッドではなく一人ずつでした。24時間相ベッドは辛すぎる。(相ベッドのバスもあるのであたりかはずれかは乗ってみなければ分かりません・・・)
バスは私以外、全員中国人。すでにバスの中から中国そのもの。ベッド下段の王くん(通称・ワンちゃん。24歳。政府関係の仕事を辞めてタイとラオスを旅して帰国するところ。劇団ひとり似)と仲良くなって、いろいろ中国語を通訳してもらいました。

ラオスの国境。
DSC_1243.jpg

中国の国境。
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国の力の差が分かりやすい。

入国する時、中国人は荷物チェックスルーなのに、私だけはバックパックの中身全部出されてチェックされました。
今までは日本人だから信頼され、日本人だから好かれ、日本人だから許されてきたことが多かったけどここは違う。
日本人だから疑う、日本人だから嫌う、日本人だから許さない。
国境ですでにそんな雰囲気が漂っていました。

出した荷物も全部そのままで「行け!」って言われて、この先こんなことが続くのかと思ってちょっと嫌になった・・・。

でも無事通過し、中国入国。
国境から走って数十分の街で休憩。(中国のバスって休憩が多い!)
ワンちゃんが昔、彼女とデートしたことがあるという、その街を張り切って案内してくれました。
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まぎれもなく中国に来たことを実感。
人多い、建物大きい、うるさい、賑やか。

でも食堂で食べた白米のおいしさはさすが中国。東南アジアでは味わえないお米の味だった。
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あまりおいしそうに見えないけど絶品。

そしてまたバスは走りだし、深夜2:00。突然ストップ

休憩かと思いきや、ドシドシ乗り込んでくる警察官。そしてバスの周りでワンワン吠えている犬。ま、麻薬犬!
ワンちゃんが小声で教えてくれる。
「誰かが麻薬を持ち込んだみたいだ」と。
すでに別のバスが1台止められ屋根には警察官。ありとあらゆる隙間をチェックしている。

私たちのバスからも抜き打ちで5人程、外に連れ出される。
身体検査や荷物検査をやってたみたいだけど、結局1時間後みな無罪放免。
すっかり目が覚めたわ!

そんなこんなで結局25時間後、昆明に到着。
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朝日が眩しい。さすがに疲れたなー。

一緒のバスだった香港人カップル、アンガスとシンちゃんも加わり、私が予約していたユースホステル(YH)まで移動。

ここから劇団ひとりワンちゃんの暴走が始まるのです。

ワンちゃんは大学時代を昆明で過ごしたらしく、この街に詳しい。
まずは名物料理を食べさせたいと近くのレストランに連れていかれる3人。
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生の鴨肉(?どうみても鴨肉の色じゃないが)と野菜、そして熱々のスープと麺が運ばれてくる。
それを全てスープに投入。
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雲南名物過橋米線
あっさり風味でおいしかった。
でも今は朝8時だよ。知ってる?

レストランを出るとユースと全然違う方向に歩いていくワンちゃん。
あら?という雰囲気の3人。

ど、どこに行くの?と恐る恐る聞いてみると「西山森林公園だよ!」と満面の笑み。

ちょーーーー寝たいーーーーーー。

そんな願い虚しく連れて行かれる3人。バスを乗り継いで着いた西山森林公園。
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ガイドブックには階段で登るとか書かれていますが・・・。

「何言ってんだよ。この岩場を登るんだよ!それが最高なんだよーー!!」

はぁぁぁぁぁ????

24歳と35歳の差をナメてくれるなよ。こちとら中年に差し掛かってるんだ!!体ガタガタなんだよ!!!
香港人カップルも唖然。「私たちそんなつもりじゃ・・・」とか言ってる。ねぇ聞こえてるワンちゃん!!!

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聞こえてないらしい。
こいつが犯人です。

で、ここ別にハイキングコースになっているわけでもなく、ただこの岩場を登っていくのです。
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簡単そうに見えるけど、いちいち岩を登ったり降りたりしなくちゃいけなくて面倒くささ極まりない。
シンちゃんはまさかこんなところに連れて来られると思っていなかったからサンダルで来ちゃってるし、もっと辛そう。
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初めはこんなに元気だったのに、、、数十分後には笑顔なくなってた。

「もうここらへんでいいんじゃないかな」ってワンちゃんに言ってみた。

でも「ビューティフォー!!!」って岩に登って叫んでいるワンちゃんには届かない。
あぁ無情。

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確かに昆明の街が一望できて眺めはいいんだけどさ、もう頭クラクラだよ。
忘れないで、私たち25時間バスに乗った直後なの。夜中に警察来てロクに寝てないの。

「楽しいね!」
「ボクはここが大好きなんだよ!」
「ワンダフォー!!!」


何言っても無駄とはこのことである。

こうして頂上までやってきてしまいました。
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上も下もチェックってどうよ!!

あぁ寝たい。今すぐ寝たい。

そしてさっさと下山。

しかしYHに帰ってきた後もワンちゃんはどこからかもらった人民ツアー(旅行会社主催のツアーの通称。人民の方々がこぞって参加している。そして激安)のパンフレットを見て、昆明の世界遺産・石林に行くにはこれに参加した方がいいと話をどんどん進める。そして電話で予約を取ってくれた。
うんうん、もう君の好きにしたらいいさ。
そんなわけで故郷・青島に帰るワンちゃんをのぞいて、翌日シンちゃんたちと3人でツアーに参加することに。

それがまた事件を巻き起こすとはこの時誰も知らなかったのでした・・・。

そんなワンちゃん、別れ際にメモをくれました。
困ったことがあったらこれを出すようにと。
そこには「この人はボクの友達なので何かあったらここに電話してください。よろしくお願いします。」ってワンちゃんの電話番号と共に書かれていました。

まったくいい奴だな。


北国にやってきました。何を勘違いしたのかバックパックの中は夏服と日焼け止めと虫除けスプレーが大量に入っています。いらんわ!
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嫌われる日本人

前日、ワンちゃんという男が予約してくれた人民ツアー。
昆明にある世界遺産・石林を見に行きます。ラオスから一緒のバスだった香港人カップル、アンガスとシンちゃんも一緒です。楽しみ!

宿まで迎えに来てくれるということで3人でロビーで待っていました。


・・・



・・・



来ない。




10分経過。




20分経過。




30分経過。




来ない。




アンガスが旅行会社に連絡してみると
「あーそれキャンセルにしたよ」と言われる。


はぁぁぁぁぁぁ?????


なんでも昨日の夜、私の携帯に確認の電話をしたが出なかったのでキャンセルにしたらしい。
そういえば21時頃に着信あったけど知らない番号だったので出なかったんだ。

しかし、それだけでなんでそうなるかな。だって、ワンちゃんが予約してくれたのは前日の17時頃だよ。その4時間後に確認??意味分かんないわっ!
アンガスが文句を言ったら
「分かった。今から迎えに行くからそこで待ってろ」
と旅行会社。

そして大人しく待つ3人。



・・・



・・・



10分経過。




20分経過。




30分経過。









来ない!!!



もう一度アンガスが電話をする。
すると突然「あー日本人いるだろ!?だから行かねーよ!!」(←携帯から漏れてくる不愉快な言い方)と旅行会社。


はぁぁぁぁぁぁ?????


それを聞いてシンちゃんが「貸して!」とアンガスから携帯を奪い取る。
「そんなこと一言も言ってなかったじゃない!?昨日はOKって言ったでしょ!!」と怒鳴りつけるシンちゃん。そう、昨日申し込んだ時にちゃんと日本人だってことは伝えてあるし、問題ないという返事ももらっていました。


「とにかく日本人はうちのツアーに参加できないから!!じゃ!!!」

ブチッ・・・ツー・・・ツー・・・ツー・・・





なに?これは日本人拒否ですか?



ふーん、なるほどね。












腹立つわ!!!!



私は携帯から漏れる嫌味な声と、アンガスたちが通訳してくれるオブラートに包んだ言い方しか聞いてないから細かい事情は分からないけど、実際に会話をしていたアンガスたちはもっと嫌な思いをしたに違いない。
シンちゃんは落ち込んじゃって「悔しい・・・」って泣いていた。

もうツアーなんていいから自分たちで石林行こう?って誘ってみたけど「もうどこにも行かない」って、二人で部屋に引き上げていきました。


だから一人とぼとぼ街に出て、バスターミナルまで来たけどやっぱり石林に行く気にはなれなくて、昨日、ワンちゃんがもう一つ勧めてくれた九郷風景区っていうところに行くことにしました。ワンちゃんが勧めてくれたって時点で若干の不安を抱えているのは秘密です。

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バスターミナルの規模にびっくり。なんでもかんでも大きいんだな。

同じバスには3組の中国人夫婦が乗っていて、みんな楽しそうに話していました。
でも私は一人でボーッと外を眺めているだけ・・・。どんどんつまらなくなっていく。

公園に到着しバスが止まると、そのうちの一人が話しかけてきてくれました。「みんなで入場すれば団体割引になるかもしれなから、一緒に行かない?」って。
そうしてみんなで入口に向かったけど結局団体割引なんてものはありませんでした。
でも入場した後も私達は一緒に公園を巡りました。一人じゃなかった。楽しかった。

しかもこの公園想像以上によかったんだ。
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こんな高千穂峡そっくりの峡谷をボートで遊覧したり

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剥き出しになっている鍾乳洞(こういう場合鍾乳洞って言わないのかな)を間近で見たり

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こんな道を歩いて洞窟探検したり

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黄龍とおなじ地形が見れたり。

こんなレベルの公園がたいして注目もされずに(中国人には大人気ですが)存在しているところに中国のすごさを感じる。この国、いろいろ持ってるわ。


ただ、ただですよ。
ひとつだけ言わせてください。

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このライトアップはないでしょう!!
なぜ鍾乳洞に原色のライトをつけるのか。

左下にうっすら人影が見えるので分かるかと思いますが、かなりの規模の立派な鍾乳洞なんです。
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でも原色。

それから鍾乳洞の隣にステージも作っちゃう。
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なんでもあり。

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担ぎ屋さん。

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帰りは中国お得意のケーブルカー。もちろん有料。


そして全て見終わった頃「これから石林に行きましょうよ!」と一人が言い出す。
そう、ここ九郷と石林は比較的近いところにあるんだけど、直通のバスがないので1日2ヶ所回るのは難しい。でも7人いればタクシーつかまえて直行出来るんじゃない!?と。
なんというありがたいご提案。

「一緒に行ってもいいんですか?」と聞く私に
「だって今日一日、私たちは家族でしょ」って。








泣いてもいいですか・・・。


世の中には良い人も悪い人もいる。そして私が知る限り、確率は良い人96%、悪い人4%です。
だから中国嫌いにならない。



そして駐車場に行くと、おばちゃんたちがめっちゃがんばって石林行きの車を探してくれる。
結局ゴリ押しでタクシーゲット!

石林まで1時間程。途中の景色。
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中国って山と村が美しい。観光地は整備されすぎ。

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あれ、途中で石林見えちゃった。

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入場券買うゲート。

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入口はここから離れていてそこまでカートで移動するという。もちろん有料。金、金、金・・・。

はい、これが石林~。
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芝生に入り込んでパッチリポーズを決めて写真を撮るおばちゃん。
中国人の写真好きとポージングの豊富さは異常。同じ場所で最低3枚はポーズ変えて撮るからね。あれの方が世界遺産だわ。

あ、石林!?写真見たら分かると思いますが、石がポコポコ立ってるだけです。
がっかり遺産~。


1日5食たべてると人って太るんですね!
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中国人が行きたい観光地No.1はここらしい


良い思い出と嫌な思い出が入り混じった昆明ともお別れ。
昆明駅から列車に乗りこみました。

中国初列車です。
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駅が空港並みに広い。これと同じサイズのホールがもう一つあります。
やっぱり人口13億人に対応するためにはこれくらい必要なんだろうか。

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3段ベッドの一番上。窓もなければ狭くて起き上がることも出来ない。寝る!

夜行だったので景色はほとんど楽しめず。朝少しだけ見た風景。
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あぁここで降りたい。

しかし今回の目的地はここ。麗江
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なにこの規模?
いちいちびっくりするわ!

この麗江に何があるのかというと
古き良き中国の町並みが残っている・・・らしい。世界遺産だって。
ルアンパバーンで会ったアメリカ人のマイクが熱弁ふるってました。
絶対行かなきゃダメだ!って。で、来ちゃったわけです。素直だなー。

バスに乗って、その町並みがあるという古城エリアまで移動。
そして古城内を歩く。

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あれ、ちょっと!素敵じゃない!これこれ、想像してた中国ってこんな感じ!!

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外国人が京都に来た時「あーこれが日本か!」って思うのと一緒だろうか。
私は今、中国に来たことを実感しております!!
マイクありがとー!!


着いたのが早朝だったので、宿にチェックイン後ひと眠り。起きてまた古城を歩く。


が!!!


そこはもう朝に見たTHE中国じゃなかった。
いや、ある意味THE中国だったかもしれない。

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古城の中にある店という店すべてが土産物屋。昔ながらの店なんて一軒もない。そしてそこで楽しそうに買い物をする溢れんばかりの人民達。押し合いへし合い。
なんだここテーマパークか!
どうやら日光江戸村ならぬ麗江中国村だったみたいです。
完全に作り物の街。

でもここ中国人には大人気。中国人が行きたい観光地No.1らしいです。そして麗江から瀘沽湖に行くコースが定番みたいですね。会う人会う人みんな、瀘沽湖、瀘沽湖言ってました。写真見る限り、なんら惹かれないのですが。

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夕方になると広場で民族舞踊が始まる。
中国人ってノリいいし、羞恥心という観念があまりないようなので(はい暴言です)その場にいる全員参加。すごい一体感。素直だなー。

羞恥心のある私は踊りに加わることなく、そっと横を通り過ぎる。
こうなったら食べる。
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食べる。
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食べる。
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飲む。
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水みたいなビールだった。

関係ないけど近くの市場で買った苺。
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これで80円位。こんなに食べられないよーってお店のおじさんに言いながら10分後には完食していた。小粒だけど甘くてとてもおいしかった!

あとここに来たかったもう一つの理由が「単騎、千里を走る」のロケ地だったから。
健さん、大好き。
(実は加瀬亮より健さんの方が好きです)
ここ最近、新しい映画の宣伝をネット上で見かけるたびに日本に帰りたくなっています。あなたへ。

「単騎・・・」は映画自体そんなに好きではないのですが、出てくるTHE中国の風景に惹かれていました。確かに映画撮るにはいいところだ。太秦映画村じゃなくて麗江映画村だね。
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同じ名前のお店。中はガヤガヤしたバー。がっかり。


こんな麗江でしたが、なんやかんや満喫。刷り込みって怖いもので、私の中では朝に見たTHE中国の印象良かったものだから、結構気に入っているのだこの街。でも、もう1回来たいかと聞かれれば「結構です」と答える。

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夜はとってもライトアップが綺麗なのに、古城内のクラブから古城全域に行き渡るほどガンガン音楽が鳴り響いていて全てをぶち壊しにしてくれます。何かがおかしい中国。

さよなら麗江。


風邪ひきました。気温14℃で夏服は無謀でした。誰か鼻セレブ送ってください。
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三十路とゆく、中虎跳峡

テレビで時々、世界の僻地に住んでいる日本人を取り上げる番組やってますよね。見たことあります?
以前、中国の奥地に嫁いだ女性を取り上げていたんですよね。
それを見ていて「まーなんだってこんなところに住んでるんだろう。私、絶対行かないわー。」って思ってたんですよ。寝転んで、ポテトチップスばりばり食べながら。

それがですね、今やバックパックを背負って”なんだってこんなところに”って場所に向かっているわけです。
人生って分からないもんですね。

その”なんだってこんなところに”って場所は”虎跳峡”と言います。深く狭い峡谷になっていて、昔、虎が対岸まで跳んだという伝説があることから、この名前が付けられたそうです。

美しい渓谷とそこを流れる激流が、ここ虎跳峡の見所です。ポイントは上、中、下とあるんですが、は観光客用に道がしっかり整備されているので、一般向け。(ツアーはほとんどここへ行く)
でも本当はが一番激流度がすごいらしいのです。だけど、見に行くためには悪路を歩いて下まで降りなければいけず、それがキツいらしいと・・・。

に関しては知りません。あと、体力自慢はもっと手前の町からトレッキングするみたいなんですが、私の旅には一切トレッキングとか出てきませんので、そこらへんの情報は仕入れていません。あしからず。

に行くか、に行くか。

いや私の心はほぼで決まっていました。疲れることは大嫌い、即ちお金で楽を買おうと思いました。




でも、なぜか私は中虎跳峡行きのバスに乗っていました。




それはね、お友達が出来たからです。珍しいね。

麗江の宿で一緒だったトシさん。4年かけて世界一周をしているという完全に時間の軸がズレている旅人です。同じ日に虎跳峡に向かうことが分かり、それなら一緒に・・・と向かうことになりました。
考えてみたら、こうやって誰かと一緒に旅するの初めてです。珍しいんじゃない、初めてでした。
そして麗江から虎跳峡に向かうバスにもう一人日本人が乗っていました。タカさん。タカさんはまともな社会人です。休暇で中国に来たそうです。中国語ペラペラ。

そして全員三十路・・・。

こうして社会人一人と無職二人、全員独身という現代の日本社会の杞憂をそのまま反映しているかのようなミソジーズがここ中国で結成されたわけです。

いや、旅していると三十路に会うこと自体が奇跡に近いんです。20代ばっかり。
「30過ぎて体力回復するのが遅くなったよねー」とか「階段登ると息切れひどいよねー」とか語り合える仲間はそういません。ありがたき三十路仲間。

前置きが長くなりましたが、そんなミソジーズの目的地、中虎跳峡とはここだ!
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いやー山奥だなー。なんだってこんなところに来たんだろうか。
この奥に見える川が激流ポイント。この山を下って見に行くわけです。そして下るということは登らなきゃいけないわけだ。あー憂鬱。

右上が泊まったユースホステル。眺め抜群。寒いがね。
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荷物を置いた後、意を決してスタート。
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下にちっちゃく見えるのがタカ&トシです。

とにかく切り立った崖を下っていきます。地元の人が作った道(もちろん有料)なので、かなり危なっかしいのです。

上から見た激流。
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見ている場所が直角すぎるでしょ。落ちたら真っ逆さま。

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道はこんな感じです。
必死だったので、これしか写真残ってない。

しばらくすると激流がさらに大きく見えてきました。
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わ!これは結構すごいぞ!!

休み、休み、ゼーゼー言いながらなんとか降りきりました。
*ほんとに写真が残っていないので途中経過は省略。

間近で見た中虎跳峡は
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轟々と音を鳴らして溢れんばかりの水がすごい勢いで流れてくる。
ここまでの濁流を目の前で見れることってないので、やっぱり中国すごいなぁと感心。

よし見たぞ、濁流!
帰る!

でさ、ここまで降りてきちゃったので帰りはやっぱり登らなきゃいけないわけですよね。
あーいやだー。もう足ガクガクー。

そして現れるコイツ!
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ハシゴ!!

もちろん命綱なんてものはなく、直角にかけられたハシゴを自力で登るのみ。

もう1回見てみよう。
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ハシゴ!!

この旅で死を覚悟したのは2度目です。(1度目はマレーシアのジャングルで遭難しかかった時)
あたしゃねぇ、高所恐怖症なんだよ!!
って浅香光代のマネしている余裕もなく(三十路ギャグ)、ブルブル震えながら登りました。





日本のみなさん、私は今、生きています。



疲れきって宿に戻って山を見たら・・・
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がんばって良かったよ。



昨日はご飯とふりかけと焼き魚と三枚肉を食べました。し、し、幸せー。
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ここが理想郷ですか


さてさて中虎跳峡でヒヤリ体験をした後は、さらに奥地へ進みます。
目指すは香格里拉
いや、この文字だけだと何がなんだかですね。

香格里拉と書いてシャングリラと読みます。

元々は中甸(ちゅうでん)という地名だったこの場所。『失われた地平線』という小説に出てくるシャングリラという理想郷がここ中甸をモデルにしているんじゃないかと言われ、1997年に地名を香格里拉に変更したそうです。


そりゃさ中甸よりシャングリラの方が良いに決まってるじゃんね。


こういうゴリ押しが日本は足りないんだよね。
中国政府ときたらやりたい放題ですよ。


そんな後付けのシャングリラにはいまイチ興味がなかったのですが、もう二度と雲南省来なそうだし行っておくかという理由でミソジーズと共に向かいました。


相変わらず渓谷が美しい。
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途中の村も素朴。
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いいね、いいね理想郷っぽいね!


はい、理想郷=ユートピア=香格里拉着いた!!


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うん街だね。
理想郷ってこんなんでしたっけ、中国政府さん?


ここ香格里拉にも古城地区があって古い街並みが残っているとのこと。
いやー麗江で痛い目に合ってるからなーと思いつつ散策。


香格里拉の古城内。
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チベット圏なのでチペット仏教のお寺やストゥーバが古城内に。

お店は土産物屋さんだらけだけど、麗江に比べるとこぢんまりとしてい、静かで雰囲気が良い。
なんでだろうと考えてみたら麗江にあふれて大騒ぎしていた漢民族が少ないからだと気付く・・・。そして麗江ではほとんど見かけなかった欧米人があちこちに。



私は麗江よりずっとずっとこの街の方が好きだ。



ただひとつ問題をのぞいては・・・。



その問題とは






寒い!!!


とにかく
寒い!!!



東南アジア→暑い!
中国・昆明→快適!
中国・麗江→肌寒い!

ときていたのだが、ここで一気に冬到来。
*私がシャングリラに行っていたのは5月初旬の話です。今、遠い遠い昔話をしています。


手持ちの服すべて引っ張り出し、さらに帽子と手袋を購入。
それでもガタガタ震えていました。
香格里拉恐るべし。


あったけーもんでも食って体あたためるべ。
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シャングリラは激辛料理がたくさんあります。

夜は鍋。
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この黒いのは鶏肉。トサカや足も入っているので結構グロイ。

と、一気に香格里拉の話を書いてしまおうと思ったのですが、時間なくなってしまったので今日はここまで。
果たして香格里拉は本当に理想郷だったのか!?次回、ミソジーズとゆくナパ海をお楽しみください。



香格里拉も寒かったけど今いるところの方がもっと寒い・・・。気温1℃て。
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