プロフィール

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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ロード-第25章-

【巡礼24日目】 Leon-Villar de Camino 21.5km

レオンを過ぎるとしばらく大都会は出てきません。次に現れる大都会は…そうサンティアゴ・デ・コンポステーラ。ついにこの名前が出てきました。といってもまだ300㎞近くあります。それまでは小さな村を渡り歩きます。

あるけどあるけどなお我が巡礼楽にならざりぢっと足を見る。

朝の気温8℃(5月下旬)。朝だけではなく昼もフリースが手放せません。スペイン南部は40℃超えているというのにこの違い。でも寒いの好きだからありがたいかったり。

赤のフリースを着ているのは葉巻とお酒とゴッドファーザーのテーマ曲が似合うイタリア人マキシモですね。巡礼路では滅多に会わないのにバルではかなりの確立で会います。

しばらく歩くと分かれ道を示す看板が。

ガイドブックを持っていた女性に尋ねると点線の道の方が眺めがよいとのこと。私はそっちにするわと歩いていってしまいました。
うーん。
どう考えても点線の方が距離が長い。短い距離を歩くことに命をかけている私としては本線を歩きたい。
うーん。
なかなか決断がつかず、看板の前で考えこんでいると地元のおじいさんに「どうしたの?」と声をかけられました。「どっちの道を歩いた方がいいですかねぇ?」そう聞くと、おじいさんは黙ったまま持っていた杖で点線の道を指しました。

お告げですか。

ここは素直に従いましょう。ありがとうおじいさん。

そんなお告げロードはこんな道だ。

のどかな田舎道。
目新しくはないけど歩いていて気持ちのよい道です。

そしてゴール。いやだって変わった景色とかなかったし。

村の入口にあったモニュメント。


本日の巡礼者像。


昨日のレオンとは打って変わって小さな小さな村です。
食事できる場所は泊まったアルベルゲの1階にあるレストランしか見つかりませんでした。


あぶら補充完了。

同じレストランでインドネシア人の団体巡礼者と再会しました。昨日、レオンのバルで初めて会い、今日の道中でも何度かすれ違いました。会う度、照れたように「コンニチワ~」とか「サヨナラ~」とか片言の日本語で挨拶してくれて私も照れました。アジア人の“微笑み”って癒されます。

ごはんの後、洗濯して昼寝してそれでも時間が余って、村に一軒だけあったバルでぼんやり過ごしました。

日本帰ったらピクルスつくろうかなって、そんなこと考えていました。
悩み事ないのかな。


【巡礼25日目】 Villar de Camino-Astorga 29.3km

昨日のお告げを忠実に守ったがために、今日は魔の30km歩行です。点線の途中の町に泊まったので本線合流までが長いのです。

元気の源トルティージャ。


二時間以上歩いてやっと本線合流。


さらに歩くと小さな町がありました。

まだ13km地点。ここを過ぎると16km先までアルベルゲがないようです。急に30km歩こうと決めていた気持ちがぶれ始めました。

13kmか30kmか。
やめようか続けようか。

運命の分かれ道。

どうする。







うーん


・・・


歩こ…う。


前に30km歩いた時は最初の頃だったし今なら体も慣れて軽快に歩けるんじゃないかと自分を信じてみたくなったからです。キラキラ発言でしょ。

そんな苦渋の決断をした私の前にさらなる分かれ道が現れました。




ROAD(道)とWAY(道)です。
斬新な選択肢です。

ここは悩むことなくROADを選択。ROAD(15km)、WAY(16km)と書かれた看板を見つけたからです。おじいさんが現れて“WAYをゆきなさい”とお告げされる前に歩き出さないと。

そんなROADはこんな道だ。

幹線道路沿いの平坦な細道。悪くないよ。起伏が激しいのは人生だけで精一杯よ。

では、15km村なしバルなし休憩なし、いってみよー!



・・・


・・・


疲れた。

うん、疲れたよね。

やっぱり休憩必要。バル必要です。

しかも何が驚いたかってこの道で巡礼者に一人も出会わなかったことです。99%がWAYを選んでたという事実。4時間、完全にぼっちでした。でも一人になるのは嫌いじゃないので歌ってはしゃいで結構楽しかったです。とか言ってるからいきおくれるんですね。知ってます。

この十字架が見えたところでWAYと合流。4時間ぶりに人に会いました。


丘から見えた町。

喜ぶのはまだ早い。これくらいの規模だと町が見えてから到着まで1時間弱かかります。でも喜んじゃう。

またもや大回り歩道橋。

直線希望。

ヨタヨタしながら歩道橋を歩いていると反対方向から幼稚園生の集団がやってきて次々に「ブエンカミーノ!」と言ってくれて元気が出ました。子供達も巡礼をしていたようで首には画用紙でつくったホタテがぶらさがっていてかわいさ満点でした。


最後の最後に急な上り坂があり、息絶え絶えで目的地に到着。
今日の巡礼者像。

アメリカ映画に出てきそう。

看板がなくやっと見つけたアルベルゲ。




やはり30km歩くとダメージが大きすぎて、もう何もする気になりません。洗濯は明日やろう。明日やろうはばかやろう。

とりあえずごはん。巡礼者メニューです。

メインは鰈のフライ。ほんのりとした甘みとふわふわの食感で癒されました。

この街のいたるところにあるチョコレート屋さん。

スペイン南部からこの町を通ってカカオが運ばれていたとか。

あともうひとつの見所が、ガウディ設計の司教館。

同郷の司教から頼まれ工事を始めたけれど途中で司教が亡くなってしまいガウディも手を引いたとか。なので100%ガウディ作ではないのですが、この形を見るとガウディさが出ているなと思います。あ、今日までガウディの建築物ってバルセロナにしかないと思っていたなんちゃってガウディ語りです。すみません。中にも入っていません。

結局アルベルゲに戻ってからはひたすらベッドに寝転がって天井見てぼんやりしていました。夕食も食べず、バルにも行かず、真っ白な灰になっていました。燃え尽きました。なのに明日から山登りです。どうしましょう。

今度はパソコンの画面が割れました。これは何かのお告げですか。
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ふるさと

【巡礼26日目】Astorga-Rabanal del Camino 20.9km

おはようございます。


信仰は健康の泉だそうです。ワインは健k・・怒られるー。

昨日の疲れは120%残っています。一晩寝ただけで解決するような体力は持ち合わせていません。37だもの。なのに今日から山登りが始まるという試練。37なのに。

さて、フランス人の道には3つ大きな峠越えがあります。1つ目は初日に迎えたオリソン峠。そして今日から始まるイラゴ峠(下記写真No.24,25)。さらに中二日で今度はセブレイロ峠(No.28,29)。すべて1500m級。この後半戦の盛り上がりよう。

私が一週間に二回も山登りするなんて谷繁の打率が3割になることより珍しいですよ。

あぁ気が重い。非常に重いです、これは。

ぐずぐずした気持ちと同じ、ぐずぐずした天気。


唯一気分を明るくしてくれたもの。

ラベンダー。野生のラベンダーがあちこちに咲いてます。

天然アロマ。

匂いを嗅ぐと肩の力が抜けて、毎日毎日飽きもせずに歩いている自分が可笑しくなってきます。クスッ。

あとこっちの癒しも。

おつまみはコーンを揚げて塩をまぶしたもの。あられの食感に似ていてビールによく合います。

と、リラックスしていたら土砂降りの雨。やむ気配もないのでポンチョ着て山登りです。

目的地直前の山道は石ゴロゴロ、足場グチャグチャ、怪我する5秒前。

しかも何がテンションあがらないって、このグダグダの山道のすぐ真横にアスファルトの車道があるということ。車がシャーッッと水しぶきあげて颯爽と通り過ぎていくのが木立の間から見えます。や、やる気なくなるー。

そんなわけで、この土砂降りの中、巡礼者っぽい演出に酔っていると大怪我しそうなので、しれっと車道に出てそっちを歩きました、はい。
そしたらあとから他の巡礼者がゾロゾロ車道に出てきました。みんなちょっとだけプライドが邪魔していたんだね、うん。

危険は働く。

そう、危険は働くからね。車道歩こうね。

目的地到着。


小さな村です。


体が冷えきっていたのに温水が出ないという悲しい現実から逃げるためにバルへ。

これで暖をとります。

あとずっと気になっていたカップラーメンを買ってみました。

味の素が出していてスペインのどこでも売っています。味は…やっぱり海外仕様ですね。求ム、赤いきつね。

夜はボカディージョconポークソテー。

今日は一日ジャンクフードばっかり。疲れすぎて食欲が追いつきませんでした。

その夜、アルベルゲでスペイン人とデンマーク人とオランダ人と話していたら"ヨーロッパ経済について"という難しい話題になってしまいました。要約すると「EUは各国が支え合っていかなきゃいけないのに、ギリシャといいスペインといいドイツにおんぶに抱っこじゃん。これじゃあドイツが各国にお金配ってるようなもんだよね。ドイツかわいそくね?」てな話でした。
ここにドイツ人がいたら何と言ったのか聞いてみたかったです。


【巡礼27日目】 Rabanal del Camino-Molinaseca 25.9km

晴れました。
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今日は登って降りての本格登山日なので、天気がよいのはよきことです。

出発して2時間ほど登ったところにやっとバルがあったので朝ごはん。
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珍しくバイキング形式でした。昨日の分を取り戻す食欲。

食後は花咲く道をてくてく。
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そして頂上近くの風景。
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だいぶ登りました。

このイラゴ峠の頂上にはとても有名な場所があります。

鉄の十字架。
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標高1505mの場所に立つこの場所は巡礼路の中で最も古くから聖地として崇められていたそうです。ここで巡礼者は出身地から願いを込めた石を持ってきて柱元に置きます。その石が積み重なり、一つのちいさな丘ができています。

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願いのこもった石たち。

とうことで私も。
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50m手前で拾った石ですけど。


サンティアゴにたどり着けますように。

訪れる人が次々に記念撮影をしイベントごとのように石を置いていく中、膝まづき、泣きながら思い出の品や写真を飾り、祈る人の姿もありました。巡礼路を歩いていると亡くなった人への断ち切れない思いや、伝えたかった言葉、そういうものが溢れていて時々胸が苦しくなります。

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母の写真を置いていこうか迷いましたが、やっぱり日本まで一緒に付いてきてほしいのでやめました。 私も思いが断ち切れない一人です。


さ、気を取り直して山登り再開です。
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下りの時のために落ちていた木で杖を作りました。やる気あるっぽいでしょ。

新緑が美しい山の景色。
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途中には無人販売所。(寄付制)
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日本の無人野菜販売所も見る度にほっこりします。信頼関係って大事。

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初日と比べてオレンジが似合うようになったでしょう?

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もし牛に生まれ変わるならここの牛がいいです。インドよりスペインがいい。

山登りを楽しむための秘訣。

脳ミソが軽くなります。

あとはくだるだけ。
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だけ。とか余裕なこと言ってたのは最初の20分だけ。

でも景色は最高に綺麗です。
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だがね、道がだね。
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足首ぐにゃぐにゃ。そういえば数日前に歩いた人が「足を痛めるから絶対車道を歩いた方がいいわよ」と教えてくれましたっけ。


車道…


プライド…


車道





車道です。
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なんて楽なんでしょう。








ただやっぱり私の中のプライドってやつが邪魔するんですよ。楽していいのか!それでも巡礼者か!ってね。けっこう熱い魂持ってたみたいです。なので10分だけ歩いて元の巡礼路に戻りました。

足首ぐにゃぐにゃ。
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くープライドめ。

ラベンダーに癒されよう。
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そして小さな村が見えて着いたと思ったら全然違う村でがっかりして、そこからがまた長くて、もう道端で野宿しようかと思うくらい目的地が出てこなくて、なのに山道がずっと続いて、暑くて、そういえば数日前に携帯の充電器を宿に忘れたから充電できてなくて、音楽も聞けなくて、時間も分からなくて、やっぱり山登り苦手…と思った頃にやっと目的地が見えました。

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遠かった。

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早くベッドに倒れこみたい。

町に入り、ヨタヨタしながらアルベルゲを探していた私の目に飛び込んできたのは…

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日本語。まさかここで。
四国のお遍路の団体と友好関係を結んでいるようです。ほっこり。

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町を抜けたところにサンタ・マリーナというアルベルゲを見つけたので中に入ってみると私の目に飛び込んできたのは…

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てぬぐい。まさかここで。

宿のスタッフも私の顔を見るなり「ハポンか!」と。そして奥に引っ込んだと思ったら四国お遍路関連の本を数冊持ってきてくれました。なんと。このアルベルゲもお遍路との結び付きが強いようです。

壁に貼ってあった新聞記事。
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写真左の方がアルベルゲのオーナー。四国お遍路も歩かれたそうです。巡礼中、外国人から「日本にも巡礼路があるんだって?」とよく聞かれるのですが歩いた人に会ったのは初めてです。嬉しい。

お互いテンション上がって話していたらしきりに「今、男の人が別のアルベルゲで仏像を作っている」というようなことを言ってきます。
見たいと行ったら、オーナーが公営アルベルゲまで連れて行ってくれました。

その庭には大きな木の前で作業する一人の男性が。
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香川に住む仏師荻田さんでした。
今回、ここモリナセカの町から頼まれ4月にやってきたとのこと。庭にあるくるみの木に観音像を彫ってらっしゃいました。40年以上仏像を彫っている荻田さんも、生きた木に彫るのは二体目で大変珍しいそうです。

くるみの木。
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硬い木じゃないと難しいそうです。

今、無宗教の私が巡礼をして感じているのは、やはり私の中には仏教の教えが根付いているんだなということ。「生まれ変わる」とか「無になる」とか普段何気なく使っている教えがたくさんあります。キリスト像を見てもどうしたらいいか分からず戸惑ってしまいますが、目の前にある観音像には自然に手を合わせている自分がいます。懐かしさ、安心感、平穏な気持ち、まさかスペインで感じることができるとは思いませんでした。キリスト教の巡礼路に仏像を置くことを許可するおおらかさもスペインらしいなと思います。お互いの宗教を認め合えるってすばらしい。

私が訪れた時はまだ製作途中でしたが、7月の中旬に日本から僧侶を呼んで開眼式を行うと話されていたので、現在は完成していると思います。とても美しい観音様です。宿泊しなくても声をかければ見せてもらえると思うのでモリナセカの公営アルベルゲの前を通った際には“巡礼路の観音様”を拝んでみてはいかがでしょうか。
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お盆ですね。日本の夏ですね。
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開店休業

【巡礼28日目】Molinaseca-Cacabelos 23.3km

足首が痛い。
原因は前日の山登り(くだり)と車道を歩くことを拒否したプライドです。やっちまった。

二日後には最後の山登りが待っているので、これ以上ひどくならないよう願いをこめてボルタレンを塗り込みます。相変わらずビッキビキの背中にも。もはや私の体からはおばあちゃん臭しか漂ってきません。持っててよかったボルタレン。

さて出発です。
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あちこちにさくらんぼの木。甘くてとってもおいしいです。歩きながら食べられるので巡礼のお供にぴったり。バナナの次に。

2時間程歩くとポンフェラーダという町に到着。
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ポンフェラーダ城。テンプル騎士団ゆかりの地です。説明は省きます。

それよりチュロス。
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朝食にチュロスって幸せすぎる。毎日食べたい。

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ポンフェラーダの町も雰囲気がとても良くて、モリナセカからこんなに近くなければ泊まりたかったです 。

町を抜けると花が満開。
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ここにもこうのとりの巣。
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いつ運んできてくれるんですか。待ってますよ。

自転車巡礼者withジョーズ。
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巡礼路なのでイロモノ系はこれくらいが限界ですね。

お昼ごはんはサラダ。
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私が考えるサラダ、完璧バージョンでした。ツナとゆで卵とコーン入り、人参抜き。うん、完璧である。

気温は23℃。
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相変わらず肌寒い日が続いています。

なにかと思ったら葡萄。
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これも葡萄。
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ストップ!巡礼
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足がピタッと止まりました。代わりに一気にあがる肝臓のテンション。
試飲ワイン+タパスで1.5ユーロですって。

と思ったら
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休みでした。
ものすごく期待できそうなワイン蔵だったのに。

あぁ一体なんのために歩いているのでしょう。ワインなくしてなにが巡礼と言えましょう。

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飲みたかった。

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飲みたかった。

だらだら歩いていると横を颯爽と通り過ぎるハイテク装備の巡礼者。
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グッッアイディア。

ちなみに今まで一番驚いたハイテク装備はベビーカーを後ろにつけて自転車漕いでたおかあさんです。しかも大雨。赤ちゃんもたくましくなるだろうなと思いました。

こうしてモチベーションの保ちどころが見つからないまま今日の目的地に到着。足首のコンディションはなんとか保つことができました。

それにしてもこの町、なぜか看板がタコだらけ。
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メニューもタコ。
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タコ取りの道具?も飾ってあります。
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なぜこんなにタコ推しなのか謎ですが、素直にタコを食べました。
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ダシで茹でてパプリカかけてあるだけなんですが、このダシが日本のダシの味にそっくり。味の素風味です。

ここ最近気に入っているレモンビール。
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すっきりさわやか。

夜はコロッケ食べました。

あとレモンビール。

いやなんか単調ですね。でもそんな日もあるよねー。


【巡礼29日目】Cacabelos-Trabadelo 18.3km

ワイン蔵を横目で見ながら今日の巡礼スタートです。
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古い看板。

実際は残り200km切っているはず。昔と比べると巡礼路も短くなってるんですね。

残り200kmか。3/4が終わったんですね。


あと何回ぶどう畑を見るのかな。
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ここらへんの村には家の前に古いぶどう搾取器が。

古きよき時代。

新しい看板。
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今もよき時代。

途中通ったビジャフランカという町には有名な教会がありました。
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サンティアゴ教会。ここでは病などにより巡礼の継続が困難な者に対してサンティアゴ・デ・コンポステーラを詣でたのと同じ巡礼証明書が発行されていたそうです。今でも医師の診断書があれば贖罪の門を通ることができるそうです。

診断書があれば・・・。

ちょとだけずるい考えが浮かびました。0.2秒くらい。懺悔します。

今日の巡礼者像。
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ざっくりとした造り。

ホタテで飾られた橋を通り
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川を渡ると
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そこは山道。
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まだまだきれいな舗装路ですが、周りはすっかり山に囲まれてしまいました。ついにまたあれが始まるんですね。最後の難関。

やっと見つけたバルでお昼ごはん。
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オムレツ入りボカディージョ。

休憩後は再び山に囲まれた舗装路をひたすら歩き、今日の目的地にもうすぐ到着・・・

とその時



ずっきーーーーん



足首に今まで感じたことのない痛みが。思わず「ひぃっ」とうずくまってしまいました。やめてー。あと200km残ってるのー。

診断書…

とずるい考えが0.6秒ちらつきましたが、しばらくすると痛みが落ち着いてきたので、数百メートル先にあったアルベルゲにチェックイン。
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シャワーの後、これでもかというくらいボルタレンを塗りこみ、あとは神頼み。困った時の神頼みです。他にやれることはない。

だから気晴らし。

おしゃれなカフェがあったので4ユーロもするモヒートを飲んでしまいました。他にやることないし。

一人、グラスを傾けながら明日の心配をしていたら、レオンで別れたJ.BOYことしゅんくん&水野さんが現れてびっくり。いっきに空間が居酒屋になりました。彼らは1日30kmペースで歩いているのでとっくに先に行ってしまったと思っていたのですが、なんでもメインの巡礼路から外れた山道ルートを歩いたところ道に迷い、結局この町にたどり着いたそうです。ごくろうさま。

それからサカタさんというずっとニコニコしている口数の少ないおじさまも一緒にいたのですが、私より10日程遅くスタートしているのにここにいるというスーパー巡礼者でした。「スペイン語しゃべれないし、夜眠れないし、暇だから朝から晩まで歩いてる」とニコニコしながら話されていました。そうか、やることない時は歩けばいいのか。

ちょうどモリナセカでお遍路に触れたばかりだったので、お遍路を3回歩いているサカタ師匠と一度歩いている水野さんから詳しい話を聞くことができて興味深かったです。
ちなみに巡礼路とお遍路、大変なのは圧倒的にお遍路だそうです。日本の山道はこんなもんじゃないと。ひぃー。あとお金がかかるのもお遍路。50万位。ひぃー。お遍路は70~80代が中心で、60代はまだまだ若造扱いなんですって。ひぃー。
日本に帰ったらお遍路歩いてみたいなと思っていたのですが、これはちょっとあれですね。老後の楽しみにとっておこうかなと思います。

丹波君だ!ここどーこだ。(次回発表)
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神様、もう少しだけ

【巡礼30日目】Trabadelo-O Cebreiro 18.5km

足首がまぁまぁ痛いです。
まぁまぁね。意外にも回復傾向です。これも若さのおk・・・ボルタレンのおかげです。あと神通力。なーむー。

さて、爆弾を抱えながら最後の難関、セブレイロ峠越えの始まりです。

本日の巡礼者像。

スタートしてしばらくは舗装道路が続きます。
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このままずっと舗装道路だったら幸せなのにと昭和生まれの現代っ子は考えました。

それを上回る提案。
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乗馬。
ここは上高地か。ヨーロピアンのツボをおさえとる。

しばらくすると登山道へと誘導する矢印が。
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見たくなかった。でも見えてしまった。


覚悟を決めて登山道を歩き始めると、さっきの乗馬組が優雅に横を通り過ぎていきました。いいんです。私は歩くんです。

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山の雰囲気としては屋久島ですね。苔むす屋久島。あの手この手でいろんなタイプの山を見せてくれる巡礼路です。

道が開けるとこの景色。


朝からひたすら登って登って登り続けています。
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最後だから、これが最後だからと自分に言い聞かせ続けています。

どうしようもなくなったらビール。
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子供に遊ばれる37歳。
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抵抗力ゼロ。や、やめてもらえますか。

休憩後もまだまだ続く山登り物語。
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果てしない。
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立ち止まって深呼吸して遠くまで山を眺めて心落ち着けてまた歩き出す。その繰り返しです。

途中にあった標識。
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ここからガリシア州に入りました。サンティアゴ・デ・コンポステーラはガリシア州にあるので、これが最後の州です。やっとここまで来ました。

それでも終わらない山登り物語。
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1ヶ月で3回も山登りするなんて人生最多。そして今後塗り替えられることのない記録です。

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できれば人生最後の山登りにしたい。これからは平坦な道を歩いていきます。人生的にも。

歩き始めて5時間以上、行楽気分のヨーロピアンを運んでいた馬と再会。
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ということは目的地到着。
今日はセブレイロ峠にあるオ・セブレイロという村に泊まります。村にはどこからやってきたのか観光バスが数台が停まっていて観光客がわさわさいます。ここどこ?

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石造りの伝統家屋が建ち並ぶ村。おみやげ屋とレストランと観光客。明治村やん。まさかのテーマーパーク的な村でした。

巡礼者の多くがここに泊まるらしくアルベルゲの前には長蛇の列。
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ここのアルベルゲからの眺めがすばらしい。
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上高地に来た気分。

部屋もとても清潔。
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ただ、2つのベッドが隣り合わせになった強制ダブルベッドは結構気まずい。
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知らないおじさんとの強制ダブルはかなり気まずい。一番端だけ一列だったのでそこを確保しました。

シャワーを浴びた後は、さっそくテーマパークめぐり。

茅葺屋根の円形家屋。雪の多いこの地域ならではの伝統的な建て方なようです。

サンタマリア教会。

フランス人の道で最古の教会です。というのを後から知りました。

小さくて簡素な造りです。
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絵葉書にもなっているマリア像。
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エリアス・バリーニャ司祭の像。(多分)
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20世紀、衰退し朽ち果てていた巡礼路の復興に努めた司祭です。地道に巡礼路を開拓し、黄色い矢印を描き、アルベルゲの運営を始めるなど、今の巡礼路の基礎を築いた方。毎年、巡礼に関してもっとも貢献した人や団体に贈られるエリアス・バリーニャ賞は巡礼に携わる人たちにとって最も栄誉のある賞だそうです。

と珍しくまじめな解説をしてみましたが、興味があるのはこちらです。

カルド・ガジェゴ。
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ガリシア州の代表料理。ジャガイモ、キャベツ、豆などをトロトロに煮込んだ熱々のスープです。体があったまるー。巡礼が終わるまでこのスープだけで生きていってもいいと思えるくらいおいしかったです。

それからエンパナーダ。

パイ生地の中に具が入っているお手軽な一品。これはツナ味。南米のエンパナーダはこぶしくらいのポッコリした形でしたが、ガリシア州のエンパナーダは直径30cmあろうかという薄い円形でそれをピザのようにカットして出してくれます。スペインは地域によって食事やお酒の種類ががらりと変わるので興味が尽きません。
この後バルで飲んでいたらイタリア人のマキシモに「君はいつもビールばっかり飲んでるけどシードルのほうが体にいいよ」とアドバイスをもらいました。シードル(りんごのお酒)ってフランスだけかと思っていたらスペインも有名なんですね。その後、シードルを飲んだのは言うまでもありません。

そろそろ巡礼路にあるバルへの貢献が認められてもいいかもしれません。エリアス・バリーニャ賞。


【巡礼31日目】 O Cebreiro-Triacastela 21km

朝、外に出てみるとこの天気。
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一寸先は霧。

アルベルゲが一瞬で霞んでいきます。
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歩いているとさらに霧が濃くなり、数メートル前を歩いている人の姿すら見えなくなりました。何が怖いって巡礼路を示す矢印を見逃してしまいそうなことです。地図を持っていない私にとってあの矢印は唯一の手がかりで、あれがないと迷子確定なのです。そんな中で頼りになったのは数十メートル先を歩いているイタリア人グループ。まぁうるさい。片時も休まることなく大声でしゃべり続けています。初めてイタリア人の騒がしさに感謝しました。グラッツェ。

しばらくして日が昇り始めると徐々に霧が晴れてきました。
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この瞬間のために霧があったのかと思えるほど、薄く差した光の中を歩く巡礼者の姿は美しかったです。

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前方オーケー。

雲海も見事。
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そしてまた霧。
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見えない。

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見えない。

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見えた。巨大な巡礼者像。

牛のご出勤。
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牧畜犬に吠えられてビクビクしながら歩く牛を見ているとちょっとせつなくなります。もっと堂々としなさい。

その後も霧が出たり晴れたり。山道を登ったり下りたり。おやつを食べたり飲んだり。
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なかなか峠越えが終わりません。

山の景色(霧あり)
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山の景色(霧なし)
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残り140km。
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順調にいけばあと1週間くらいでしょうか。

終わりが見えてくると、すべてが愛おしくなってきます。
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トルティージャが食べられるのもあと1週間。

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こんな気持ちのいい景色を見られるものあと1週間。

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知り合った巡礼者と他愛もない話をしながら歩けるのもあと1週間。

早く終わりたいという気持ちより、もう終わってしまうんだという気持ちの方が強いです。もう少し、あと少しだけ、まだ歩いていたいです。

目的地の近くにあった大木。
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こんな立派な木にも黄色い矢印を書いてしまう、おおざっぱなスペイン文化に触れられるのもあと一週間。名残惜しい。

今日の目的地はトリカステーラというおいしそうな名前の町です。
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鶏のからあげ食べたい。カステラも。

イカフライも好き。

町をぶらぶらしていたらオリソンで一緒だったカリフォルニアののんべおじさん二人組と再会しました。「明日僕たちはいよいよサリアに行くんだよ!興奮するね!」って喜び合いました。そう、明日はいよいよサリアを目指すんです。

【巡礼32日目】 Triacastela-Sarria 23.5km

今日の道も屋久島バージョンです。
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水汲み場のホタテ。
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ガリシア州に入ってからぐっと天気が悪くなり、雨もしくは雨が降りそうな曇りばかりです。
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途中で道が二手に分かれるはずだったんですが分かれ道を発見できませんでした。あとで聞いたらトリカステーラの町外れにあったそうです。あの時間は朝ごはんのことしか考えてなかったな。

今日も牛のご出勤に立ち会いました。
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馬はぼんやり。
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そして見えたサリアの看板。
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なぜ巡礼者がサリアに興奮するのかというと、この町を過ぎると残り100kmを切るからです。ゴールが近くなったことを実感できる町なのです。また、“巡礼証明書”をもらいたい場合、徒歩または乗馬の場合は100Km以上巡礼すること(自転車は200km以上)、その間巡礼手帳に1日2個以上スタンプをもらうことが定められているので、証明書が欲しい人、ちょっとお試しで歩いてみたい人はこのサリアからスタートします。長期で歩く人のスタート地点がサンジャンピエドポーなら、短期の人のスタート地点はここサリアがメインになります。

ホタテ橋を渡って町中へ。
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巡礼者専用のインフォメーションセンターで地図をもらい公営アルゲルゲを教えてもらって、そして迷子。この最後の最後に道に迷う無駄な体力の消耗。疲れた。三周しても見つからなかったので私営のアルベルゲにしました。
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広々快適。さすがサリア。

では残り100km記念の乾杯。
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前菜は気に入ってしまったカルド・ガジェゴ。でもセブレイロの方がおいしかった。

メインは豚のソテー。
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注文したのと違うものがきたのですがおいしそうだったので黙認。豚の存在感丸出しの塊肉が2つものっていて、さらに脂ギトギト。久しぶりに肉を喰らった気分です。しあわせ。

デザートはガリシア州名物のアーモンドケーキ。
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プリンの方が好き。

この巡礼者メニュー(フルボトルワイン付)お値段8ユーロ。今までで最安でした。さすがサリア。
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ごちそうさま。残り100kmがんばりましょう。

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