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Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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冬の中央アジア行く人集合


前回に続き、いただいたご質問にお答えする自己満足シリーズです。

☆語学レベルは旅をしているとあがりますか?☆

あがります。

えーと、まず偉そうに言ってる私の英語力ですが“旅をするのに困らないレベル”です。あ、偉そうにすみません。コミュニケーションには多いに問題ありです。がっつりネイティブの輪に放り込まれると、今日の夕飯なに食べようかなって違うこと考えながら時が過ぎるのを待ちます。

それでも出発した当初は愛想笑いと勢いで乗り切る典型的な英語ダメダメ人間だったので、それに比べたら喋れるようになったなと思います。英語の本を片手に“あい うぉんちゅー ○○。ぷりーず。”レベルでしたから。ひっどいもんでした。

ひっどすぎて恥ずかしかったんですね。だから勉強しようと思いました。

もちろん個人差はあるんですが、旅をしながら語学を上達させるポイントって、語学ができないことにどれだけ不自由さと羞恥心を感じられるかじゃないかなと思っています。
“喋れなくてもなんとかなる”と思ったらそれまでです。実際なんとかなりますがそれまでです。

かくいう私も一人で黙々と旅するのが好きなので特段、現地人とお近づきになりたい、外国人の友達が欲しいという気持ちはなく、自分がしたい旅に語学力が必要だから覚えただけです。だから旅に不自由しなくなったら満足してしまいました。なさけなー。

そんなわけで偉そうに言えないのですが、どうやって英語を習得したかと言うと最初に行った東南アジアでは、とにかく日本人と会わないようにしていました。日本語を使わないようにするという目的もあるんですが、近くに日本人がいると英語を使うのが恥ずかしいんですよね。みんな自分より上手なので。この辱しめは喋ることを消極的にさせる一方なので無意味。ということで日本人を避け、ひたすら英語を話す環境に追い込みました。

積極的にコミュニケーションをとらなくても一人でいるとどうしたって喋らざるを得ない状況がやってくるので、それをひとつひとつ解決していく度に自信がつき、喋ることに抵抗がなくなりました。愛想笑いで済ませず、分からないことは分からないと言ってどんどん質問する、それだけでだいぶ新しい言葉を覚えました。私が今、話しているのはほぼ最初の半年で覚えた英語です。

英語が喋れない。でも喋りたい…と思っている方。どんどん恥かきましょう。これは羞恥プレイです。その先には快楽が待っていますよー。


☆冬の中央アジア情報を教えてください☆

あの不親切なルート表で私が昨年の冬に中央アジアを旅したことに気付いた方、鋭い!

そうです。昨年11月から12月の2ヶ月間に渡り中央アジアを旅したオフシーズンを追う女。季節と婚期を逃した私が冬の中央アジアをご紹介したいと思います。あぁ寒い…。

・気候、服装、食事について

11月中旬のキルギス・ビシュケク。

大雪が降りました…。
完全に冬到来です。

そんな中、現地の人がどんな格好をしているかと言うと

結構薄着。

確かに11月のキルギスはまだましだったんですが、この後どんどん寒さが進み、12月下旬にウズベキスタンからトルクメニスタンの国境を渡った時が寒さ絶頂でした。厚手のダウンとフリース、上下ヒートテックを着ていても凍えました。防寒はしっかりと。あと、靴。雪が降った後は道路つるっつるです。みんなコケまくっていたのでお気をつけて。

寒いと宿から出る気にもなれないので、そんな時はこちらをどうぞ。


左から1.5L、2L、2L。
キルギスにはお持ち帰り専門の生ビール屋があるので好きなだけ持ち帰ってください。心と肝臓が暖まります。

これもお気に入り。

その名も“デブ”ビール。ロシア語で男性に向かって「デーーブ!!!」がと言う時に使う言葉がそのまんま商品名になっているそうです。デブにデブって言っちゃダメ。

パンチョ伊東にそっくりなおじさんが目印。



ロシアのビールですがロシアでは見たことないので是非ご賞味あれ。

お酒と反対にバリエーションが少ないと言われる中央アジアの食事。冬はこれに限ります。

ショルパ。ポトフのような、野菜と羊肉を煮込んだスープ。週5ショルパでしたが美味しいので耐えられました。

・宿について


冬季で営業停止していたのはタジキスタン・イシュコシムにある有名な宿(名前は失念)だけでした。ただ、イシュコシムを始めパミール地方は有料民泊も多いので誰かに聞けば紹介してくれると思います。
他はどこも通常営業していたので宿の心配はいりません。お客さんも少ないので常に貸し切り状態。暖房やしっかりした布団を用意してくれたので寒さに困ったことはありませんでしたが、泊まるところによっては極寒部屋もあるかもしれません。ご覚悟を。


・交通について

これも雪が降らない限り通常運行していました。タジキスタン以外。


キルギスのビシュケクーオシュ間の道路。大雪直後に通った人は時間がかなりかかったみたいですが、私は3~4日後だったので一部凍結のみでした。乗り合いタクシー120ソム、11h。

冬の中央アジア観光で一番影響が出るのはタジキスタンのパミール高原だと思うのですが、私が行った12月上旬~中旬にかけての状況は以下の通りです。※すべて乗り合いタクシーの値段です。

・オシュ→ムルガーブ 冬季は人が集まらない&値段が高い(2000ソム)。
※利用せず。11月下旬に行った人は雪がすごかったが絶景だったと話していた。
・ムルガーブ→ホーログ 150ソモニ 10h ※利用せず。10月の情報。
・ドゥシャンベ→ホーログ 200ソモニ 18h
・ホーログ→ランガール 100ソモニ 7h
・ランガール→イシュコシム 50ソモニ 5.5h
・イシュコシム→ホーログ 40ソモニ 4h

まとめると…
ワハーン回廊に行きたい人→ホーログ~ランガールの乗り合いタクシーは冬季でも運行。しかしランガールより東は地元の人が出掛ける時のみ乗り合いタクシーが運行(週1便程度?)されるのでムルガーブまで抜けるのは難しい。単純往復が現実的。

パミール高原に行きたい人→ホーログ~ムルガーブの乗り合いタクシーはあるがムルガーブ~オシュ間が積雪&人が集まらないため時間がかかる可能性あり。

いずれも車を貸し切れば好きなルートを回れるが冬季は旅行者がいないので人が集まりにくい。(実際タジクでは一人も旅行者に会わず…)ホーログスタート4日間でジープ一台500~600ドル程度なのでお金に余裕のある方はご検討を。


ホーログからランガールまでの道。

冬が似合う景色。絶景だらけでした。助手席オススメ。

川を挟んだ向こう側はアフガニスタン。

絶景絶景。

ランガールに2泊した後の帰り道。

雪が積もっていましたが四駆だったので問題なし。

毎週土曜、国境で行われるアフガンマーケットも開催していました。





アフガニスタンを垣間見。

冬だからとパミール&ワハーンを諦めてしまう人もいましたが、冬には冬の美しさがあるのでそれもまた魅力的です。景色だけではなくパミールの人達の優しさは世界屈指なので是非OMOTENASHIを体感してみてください。

もちろんタジキスタンだけではなく、他の中央アジアの国々も季節関係なしにいいところでした。

結婚式のため留学先の中国から列車で里帰り中のノルジャン&マルジャンカップル(カザフスタン)


澄んだ空のグラデーションにうっとりしたヒヴァ(ウズベキスタン)


寒空の下、ここだけ燃えたぎっていた巨大ガスクレーター“地獄の門”(トルクメニスタン)


走り出した列車に飛び乗り真冬なのに汗だくになった250円の夜行列車(トルクメニスタン)


48時間船に缶詰。一生に一度のクリスマスイヴを過ごしたカスピ海湖上


冬の中央アジア、行ってよかったです。

と、質問に答えるふりして書いていない中央アジアの報告を兼ねていることがバレそうなのでここらへんで終わります。

次回はみんなが気になるアレについて書きます。アレね♡
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興味あります?お金の話

今回もいただいた質問に赤裸々にお答えしていきます。

赤裸々にね…。


☆貴重品の管理方法について教えてください☆

えーと、貴重品の管理方法…あまり胸を張ってお答えできないんですよね。なぜなら適当だからです。
一度強盗にも遭っているし…。あ、でもそれ以外はスリも盗難もカードトラブルもなにもないです。健全な旅しています。


なにせめんどくさがりなのです。基本的に貴重品は宿に置いていく方が多いのすが、その時はサブバックに南京錠かけて、ワイヤーロックでどこかにくくりつけるだけです。もしポテトチップス開けされたら一瞬でアウトです。(チャックを両側から引っ張ると簡単に開く技)
たまに大きなバックパックに貴重品を入れて鍵もかけずに出掛けることもあります。こっちに入ってるとは思わんだろうという犯人への挑戦です。 サブバックに入れる時もお金やカードを分散化させたり(そしてどこに入れたのか分からなくなる)、犯人がイライラするようなお金の隠し方をしてます。トラップをつくるのは楽しいのでめんどうくさくありません。

バックパックセーフ?でしたっけ。カバンをくるむ鎖みたいなの。ああいうのを使うといいのかもしれませんが、重いし、かけるのめんどうなので持っていません。

宿のセキュリティが甘かったり、不特定多数の人が出入りしてたり、従業員の態度が悪い時は外出時に貴重品を持ち歩くこともあります。あと一口に治安が悪いと言っても、旅行者が狙われやすいのか、どんな犯罪が起きやすいのかで対策も変わってきます。

今までで一番気を遣ったのが中米でバスに乗る時です。バスジャックが多いのです。全財産持ってる移動中の強盗は避けたい。でもどこで襲ってくるか分からない。なので、マネーベルトを太ももに巻いたり、靴の甲の裏にお金を貼りつけたり、靴下の中にカード入れたり…珍しくがっつり対策していました。これまたやり始めると結構楽しかったりします。運び屋の気分です。


最後に私が防犯で一番大切しているものをお教えしましょう。

それはね、です。

なんとなく察するものがあると思うんですよ。この街、雰囲気やだなとか。ものすごくアバウトですが、勘を養うって治安の悪い所に行く時には必要なスキルだと思います。

どうですか、役に立たなかったでしょう?


☆今回の旅でいくら使ったのか教えてください☆

この質問、一番多かったんですよ。お金の質問。みんな気になるんですね。



そっか…。










いいんですね?恋の話じゃなくて

この手の質問ひとつも来ませんでした♡




分かりました。


お金の話をしましょう。


頼れるのはお金です。旅をするにも一人で生きていくにもお金です。たいていのことはお金で解決、37歳です。

誰もが気付いているかと思いますが、私の旅は節約系ではありません。旅のモットーは“その場で好きなことを好きなだけやって、お金がなくなったら帰る”です。生き長らえようとは思っていません。
そして危機管理と同じくらい金銭管理もアバウトです。唯一つけているのがカードを使った記録(スキミング怖いので)。あとは年に3回ほど貯金残高を見て衝撃を受けます。それから年に2回ほど残高不足でカード止められるので、その時も衝撃を受けます。そんな管理方法なので、かなり大雑把な計算でお伝えしますがご了承ください。

まず予算ですが、出発前は一年で150万、最大二年で帰国と思ってたんですよね。

どっこい

それなりに社会人経験を積み、同時に貯蓄も積んでいた35歳(当時)。それなりの資金は貯まっていたんです。結婚とか子育てとかマンション購入とか一切不要だったので。

うらやましいですか?私は悲しいです。

お金が手元にある→使う場所がある→お金を使う
旅に出てから自然の流れに乗って湯水の如くお金を使った結果…


ざっくり計算して一年で約250万程使いました。

えへ


思ってたより多いですか?少ないですか?

行く場所によってかなり差が出るので一概には言えませんが、節約派の人は年間100~150万、気にせずお金を使う人は年間200万~250万位が多い気がします。だから使う派の中では私、普通です。

もう少し細かくお話しすると、大陸別一ヶ月で使った額は

アジア…10万円
ヨーロッパ(一回目)…30万円
東~南部アフリカ…20万円
南米…13万~17万円
中米…15万円
北米…20万円
中央アジア…10万円
コーカサス、東欧…13万円
ヨーロッパ(二回目)…20万円
西アフリカ…10万円

こんな感じです。かなり大雑把ですが。ヨーロッパ一回目の30万円が輝いていますね。しかも当時は1ユーロ=100円という超円高だったにも関わらずです。3000円のランチを躊躇なく食べていましたね。えへ。


お金がかかった旅先ランキングは

1位→南極
9日間のツアー、3900ドル(当時のレートで約36万円)。
2位→グリーンランド
6日間で航空券等すべて含めて20万円位。
3位→スイス
マッターホルンが見える14000円のホテルに泊まったり、氷河急行に乗ったりしたからです。でも普通に旅しても高いです、スイス。

次点でアイスランド、アラスカと続きます。北国…。
なのでここらへんの国をのぞけば100万近くは浮きます。


では一体何にお金を使っているのか考えてみました。


食費

50円のぶっかけご飯(マリ)


2000円のタコ飯(ポルトガル)

間違いなく一番使ってます。食べたいものを食べたいだけ食べる。節約一切無視です。

宿泊費

テント泊(南部アフリカ)


ホテル泊(イタリア)

寝る場所は特にこだわりないので安いドミトリーで充分です。安い宿泊施設のない地域はあきらめて高いところでも泊まります。

移動費

テヘラン(イラン)→トルコ(アンカラ)の国際列車。鉄道→船→鉄道と乗り継ぐ、夢の路線。


世界最長の列車アイアントレイン(モーリタニア)。貨車は料金無料。

ロマン重視なので鉄道、船は高くても乗ります。バスはなんでもいい。飛行機は滅多に乗りません。

お土産代

伝統的な刺繍布スザニ(ウズベキスタン)


BAM鉄道のピンバッジ(アルメニア)

物欲少なめです。でも欲しいものはその時買わないと後悔するので買います。お土産買いすぎて日本に荷物を送ったのは、タイ、ネパール、ドイツ(2回)、南アフリカ、ペルー、トルコ、ブルガリア、モロッコの9回です。物欲少なめ…じゃなかったです。欲にまみれています。


以上です。いかがでしたか?

自分のためにお金を遣うことに慣れてしまった同年代の女性のみなさん。私たちは思っているよりお金を遣う生き物です。旅に出て金銭感覚は変わりません。むしろ「今しかない」と思ってバンバン使っていきます。だから貯金はできるだけしておきましょう。楽しい未来と、老後のために。


ご心配おかけしましたが西アフリカの旅、終了しました。しばらくヨーロッパでリハビリします。まずはトイレットペーパーを便器に流すところから…。
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