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さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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史上最低の・・・

※この話は2012年8月の出来事です。

サハリンからロシア本国に向かう船に乗るためにやってきたフェリーターミナルでは30人程のロシア人が船を待っていました。
鉄道に乗った時も感じたんですが、ロシア人って本当に静か。仲間同士で会話はしているんですが、誰も大声ではしゃいだり笑ったりしません。それに子供の行儀が良い。騒ごうもんなら親がきちんと叱ります。見習え中国!

そんなシーンとしたターミナルで待つこと1時間。そろそろ乗船時間かと思った頃、一本の放送が流れ、待っていた人達から「あ~~」と溜息が漏れました。
1345375926341.jpg
頭を抱えるおじさん。

全く理解していない人、ここに1名。
なになになになに?と隣の人に聞いたら「出港が2時に変更になった」と教えてくれました。

そんなの全然平気。だって慣れてますから…と平然と言い放ちたいところですが


めちゃくちゃ不安ですからー!!!

切符は買えたものの船が本当に運航されてかもよく分からないし、乗る段階で「外国人はだめ!」と拒否される可能性だってあるし、ロシア人怖そうだし、誰も話かけてくれないし、もはや私の存在なんて空気だし、一人でポッツーンと待ってる心細さ、1分でも早く解消されたい。しれっとした顔で本読んでいますが全く文字が頭に入ってきていないこと、お気づきで?

でも、ロシア人のみなさんは文句を言うこともなくまた静かに待ち始めています。
分かりました。従いましょう。

そして静まりかえったターミナルでさらに待つこと3時間。深夜2時を過ぎた頃、周りが動き始めたので付いていくとどうやら乗船開始らしい。ターミナルから出る時にチケットとIDチェックがあり、JAPANパスポートを見た係員に一瞬「ん?」という顔をされるもののお咎めなく無事通過。の、乗っていいんですね。乗っちゃいますよ。

ターミナルから続く鉄橋を渡りそこに見えたのは
fc2_2013-11-20_12-14-57-399.jpg
船。
想像していたものよりずっとずっと大きい。

しかし、深夜2時過ぎに数十人のロシア人とサハリンの港に立って船を待つという設定。密入国船にしか見えないのは気のせいでしょうか。
1345388036183.jpg
そして相変わらず私の存在は空気です。

ついに乗船が始まり指定された部屋へ。やっと落ち着ける…とホッとしたのも束の間。そこで見た光景を私は一生忘れない。
fc2_2013-11-19_14-41-11-114.jpg

薄暗い部屋、カビのにおい、壁の落書き、シーツの上はゴミだらけ。

この状況を一言で言うならば

不 気 味

今までもいろんな船に乗り、いろんな宿に泊まり、いろんな部屋を見てきたけれど、声を大にして言える。

史上最低の寝床だと。

fc2_2013-11-19_14-40-12-458.jpg
一見普通そうに見えるけれど、実際目の前にすると気持ちが折れる汚さ。
違う、汚いんじゃない不潔なんだ。汚いのは耐えられるけど不潔なのは精神的にやられます。

P8196380.jpg

なによりこの不気味な8人部屋に一人きりというのがさらなる不安感を増長させます。
普段だったら「貸し切りだー!」と喜ぶところですが、今回ばかりは「誰か来てくれ、誰か来てくれ…」と手をすり合わせて願いました。
もちろん来ませんでしたけど。ぼっちの運命が憎い。

鉄の分厚い扉が閉まると完全に外界と遮断され、たとえこの船が沈んだとしても私は一生発見されないんだろうなと暗い暗い気分になり、あまりに怖いから扉開けたままにしてたら通りがかった船員に強制的に閉められました。
幽閉ですよこれ、幽閉。

でもこの船、元々日本船だったらしく日本語の案内板がありました。
1345418596572.jpg
にほんご…頬ずりしたい。

2:30、無事に出港。
使いたくなかったけど、日本で買ったばかりのトラベルシーツにご登場いただき寝る事にしました。
朝起きたら海底とかありませんように。



朝起きたらちゃんと海上にいました。
乗船した時に配られた紙切れが朝食チケットだったようで食堂に行くと、水餃子とパンが用意されていました。
1345419879809.jpg
これは中華なのか、洋食なのか…水餃子にパンとはどんな組み合わせだ?とテンションのあがらないまま食べ始めた3秒後…



う、う、うまーーーい!!!

水餃子のおいしさに仰天しました。中味はなんと。鮭がぎっしり詰まっています。うまーうまー。

これ、れっきとしたロシア料理のひとつで“ペリメニ”と呼ばれるものだそうで。普通は肉が入っているんですけど、さすが間宮海峡。鮭ペリメニです。
そのうちキャビアペリメニとか出てくるんではなかろうか。

これで史上最低の寝床は帳消しになりました。

食事が出るのは1回きりなのであとは買うか持ち込むか空腹に耐えるかの3択です。
fc2_2013-11-23_20-09-37-059.jpg
売店もありました。

食後、部屋には戻りたくないのでひたすらデッキで時間をつぶします。
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外の空気って大事。幽閉無理。

朝が終わり、昼が終わり、夕陽が沈む頃、ぼんやり遠くに見えてきた大陸。
fc2_2013-11-19_14-37-38-758.jpg
「大陸発見!」って一人でコロンブスごっこやってはしゃぎました。
これがあの広い広いユーラシア大陸の端っこなのか。日本からすぐ近くのはずなのに、ここにたどり着くまで長かったなぁ。

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ロシア人も黄昏中。

どんどん近づいてくるワニノの港。
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ロアシの港は重機だらけが定番なのですか?

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最後の最後まで秩序正しく静かに過ごすロシア人たち。見習えインド!

そして出港から約18時間後の20:15、ワニノの港に到着!!
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着いたー!!つにロシア本国。感無量であります。  

港にはワニノ駅までの無料送迎バスが待機していました。食事も付いているし、何気に良い船でした。あの部屋さえのぞけば。あの部屋さえなければ。

駅に着いた頃にはすっかり暗くなり、移動手段もないので今日はワニノに泊まることに。
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駅の中にあるホテル。1泊ツインドミ840R(約2200円)。
ロシアは大きめの駅であれば中にホテルやシャワールーム、荷物預かり所が付いているのでとても便利。ホテルは6H、12H、24Hと利用時間毎で値段設定が分かれているので、休憩にも使えます。

史上最低の部屋の後だと、何もかもが素晴らしく感じます。生きてるって素敵!
P8206381.jpg
でもお湯が出なくてお風呂入れなかった…。

何はともあれ日本→サハリン→ロシア本国と海を渡って来ることに成功。
ユーラシア大陸の隅っこで幸せな眠りにつきました。


い、い、いばたーーーー!!!!(TдT)
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Comment

No title

昔の公衆トイレを思い起こさせる壁の落書きですねw
最近の駅トイレは綺麗ですが、昔はこんな落書きだらけでしたよね。
虫がでそうで恐い・・・

鮭ペリメニ食べてみたい。
水餃子に鮭なんて、食べログinロシアも期待できそうですね♪

>sunさん
一切芸術性のない落書きですよね(笑)
よくもまぁこんなデカデカと描いたなと。ロシア語でなんて書かれているのかちょっと気になりますけど。

この後、ペリメニにはまって、ペリメニばっかり食べていたのでたべろぐ難しいかもしれません(笑)ペリメニ、見た目全部一緒ですからね(^^;
非公開コメント

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