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さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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美しすぎて

※この話は2012年9月の出来事です。

モスクワを堪能した後はついにロシアでの最終目的地サンクトペテルブルグに向かいます。他にもたくさん周りたいところがあったんですが、ロシアの観光ビザの有効期間は1ヶ月。サハリンからスタートした旅はすでに3週間が経過していてもう時間がありません。ビザ制度がうらめしい。

サンクトペテルブルグまでの移動はもちろん夜行列車で。
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もはや鉄道が我が家化しているので、淡々と乗り、淡々と寝る準備をし、淡々と寝て、淡々と起きる。我が家=最高にリラックスできる場所。

朝6時まだ暗い中、サンクトペテルブルグ駅に到着。
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この先の列車のチケットを買うためにあっちゃこっちゃウロウロしていたらその間に夜が明けました。そして地下鉄に乗って宿まで。

宿を探してあっちゃこっちゃウロウロしていたら、突然視界がひらけてびっくりするほど豪華な建物が現れました。
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これがエルミタージュ美術館だと知ったのは後のこと。

ロシアの宿はアパートを改造したところが多いので見つけにくい。さらに、この時は同じアパートに入っていた別の宿に行ってしまい、部屋に荷物を置きチェックインの手続きをしながらスタッフと談笑しているところで初めて間違ったことに気付く始末。かたじけない。

こっちが予約した宿。
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落ち着いて初めて気付いたんですが、いや少し前から薄々勘付いていたんですが、完全に風邪ひきましたね。鼻水、喉の痛み、咳、ありとあらゆる風邪の症状が出ています。おまけに38℃の熱も出ていました。原因は雨の中、制服祭りにはしゃいでいたからとは口が裂けても言いたくありません。

それでも見所の多い街なので「行かねば…見ねば…」という強迫観念に駆られ、よたよたと街に出ては根性で観光した記録を得意のまとめて紹介。サンクトペテルブルグ5泊分です。

まずはサンクトペテルブルグの街並み。
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大きな箱型の建物がずらりと並んでいて壮観です。

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本屋さん。
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サンクトペテルブルグは約300年前に築かれた人工都市。その時代の“美”を結集したような建物があちこちに建っていてタイムスリップしたような感覚になります。ただ、ロシアの中でも一番ヨーロッパに近い都市であるこの街はどこかロシアじゃないようで、歩いている人もオシャレだし(ロシアの中では)、英語が通じる確立も上がったし(ロシアの中では)、街自体が明るいし(ロシアの中では)、私の好きなロシアの雰囲気とは少し違っていました。
サハリンで会ったサンクトペテルブルグ出身のロシア人ガイドさんが“サンクトペテルブルグは美しい街だが300年しか歴史がない。本当に歴史があって美しいのはモスクワだよ。”と言っていた意味がなんとなく分かりました。

そうそうサンクトペテルブルグと聞いていまいち馴染みのない70年代以前の生まれの方、ここは“元レニングラード”です。「レニングラードなら聞いたこある!」ってなりません!?今や、レニングラードはサンクトペテルブルグになりインドのカルカッタはコルカタになり、中日の山本昌広は山本昌になりました。時代は変わりますね。

ちなみにサンクトペテルブルグはロシア語読みなので英語圏の人達は“セイントピーターズバーグ”と呼びます。最初イギリスあたりのオシャレな街の話題でもしてるのかと思ったわ。

街の中心部を流れるエヴァ川。
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エヴァ川にかかるこの重厚感ある橋は跳ね橋。
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渡っている時は普通そのものなんですが、船が通る時は
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橋の真ん中からパッカリ上に跳ね上がるようになっています。
P9059066.jpg>
私がいた時期は夜中の2時頃にしか跳ね上がらなくて、同じ宿の欧米人達から一緒に見に行こうと誘われたんですが具合悪すぎて辞退。ライトアップも綺麗だったよって土産話だけ聞きました。

川の反対側にあるペトロフスキー島の要塞。
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島側から見たエルミタージュ美術館とサンクトペテルブルグの街。
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帰りに渡った橋で撮った個人的趣味の写真。
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あなたたちのおかげでロシアの橋は美しさを保っています。ありがとうございます。


それからサンクトペテルブルグにもご多分にもれず教会がたくさんありましたが、印象に残った3つだけ紹介します。

まずはカザン聖堂。
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街の真ん中にあり多くの人が祈りに訪れていました。中はシックでおごそかな雰囲気。静まり返った中で熱心に祈る人達の姿がとても美しかった教会。

次はイサク大聖堂。
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珍しく撮影可能だった堂内。
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カザン聖堂とは対照的に豪華絢爛。

まばゆいばかりの金色の中に緑を取り込む絶妙の配色。
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これをやっていいのはセンスのいいい人だけ。
展望台にも登れるみたいですが、そこまでの元気なし。

3つ目は忘れてはならない血の上の救世主教会。
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このおどろおどろしい名前の由来は皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所の上に建っていることから。“魂を鎮める教会”とか“哀しみの皇帝の教会”とかそんな名前にしないところがロシア。

モスクワのワシリー聖堂と似たような外観を持っているけど、こっちは約100年前に建てられた新米。ワシリーは約450年前に建てられた私のような古株。



ほっといてくれ!

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相変わらず芸は細かい。

さて若造の出来を見てやんべと、特に期待もせずに中に入ってみると…
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呆然。呆気にとられると書いて呆然。どうして、どうしてこんなに美しい教会が作れるの。

堂内すべて青を基調としたモザイクで埋め尽くされています。
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天井まですべてモザイク。

写真だといまいち伝わらなくて残念なんですが、モザイクで描かれたとは思えないほどの完成度。
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天井画
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今まであちこちで教会を見てきてその数は100を超えると思うんですが、一番どこの教会が美しかったかと聞かれれば、私は迷わず“血の上の救世主教会”と答えます。圧倒的な美しさでした。教会や寺院って現代につくられたものはどこか白々しさがあって、やはり歴史的な背景がないと重みが出ないんだなと感じることが多いのですが、この教会は若いからこそ“青”が輝き、一枚一枚のタイルが生き生きして見えました。若いって素晴らしい。


年を重ねるともっといい味が出ると思うけどね!

宿に帰ったら、同室の韓国系カナダ人の女の子が「血の上の教会のモザイク見た!?」って興奮していて一緒に盛り上がりました。彼女は写真集まで買ったという筋金入り。このモザイクは他の教会では見れないのお見逃しなく!です。


もうひとつの見逃せない名所といえば、さっきからちょこちょこ名前の出ているエルミタージュ美術館。フランスの“ルーヴル美術館”、アメリカの“メトロポリタン美術館”と並ぶ世界三大美術館のひとつです。

はい、3つすべて行った私が断言します。

エルミタージュ最強!!!!

まずはこの外観。
ロマノフ時代の王宮を美術館にしているだけあって佇まいから美しい。
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正直ルーヴル美術館のセンスは私には分からないのです。あの三角。

中庭にあったロシア版二宮金次郎像。
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エルミタージュ美術館ですが毎月第一木曜は無料です。そして私が行ったのは第一木曜。はい、ラッキー。熱でふらふらしながら無理矢理行きました。普段から混んでいて入場に時間がかかると聞いていたので覚悟して行ったんですが、昼ごろ入ったら誰一人並んでいませんでした。はい、ラッキー。

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いきなり南米系の展示コーナーに行ってしまいエルミタージュに疑問を感じているところ。

この宝塚に出てきそうな大階段から入るのが正解だったようです。
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入る部屋入る部屋きらびやかで、絵画というのはこういう部屋に飾るのがふさわしいと言われているよう。
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中でも一番のお気にい入りは皇帝(多分)の書斎。
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いつか自分の書庫がもてるなら、ダークな木に包まれた中2階がある部屋にしたい。


夢見るのは自由ですから!

あと、個人的に気に入った美術品はこちら。
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ワインクーラー。

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酔っ払ったら同じポーズとって「葡萄のタタリじゃー!」って叫びたい。

それから王妃(多分)のトイレセット。
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排泄用具が気になる職業病。

当時(っていつだ?)の肖像画。
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追い風ヘアが流行っていた模様。向かい風の時はどうしてたんだろうね。


日本コーナーにあったフィギア。おっちょこちょいに見える。
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あと後ろにぼんやり写ってる浴衣来た猫が不気味。

こんなことばっかり書いていると絵への関心の低さがばればーれなので、ひとつだけ心奪われた作品をご紹介。

レオナルド・ダ・ビンチが描いた《リッタの聖母》
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この美術館で1番の目玉と言ってもいい作品なんですが、見た瞬間に「ほぅっ」てなりました。目が優しくて、美しくて、吸い込まれてしまいそうでした。大勢の人が並んでいるのでゆっくり見れないのが残念ですが(ちゃんと並ぶロシア人、偉い!)、今でも思い出すと「ほうっ」てなってしまうくらい心に残る絵でした。
他にも素晴らしい作品がたくさんあるので(まとめた)、時間たっぷりとって見に行かれることをオススメします。

では最後にサンクトペテルブルグの夜景を紹介して終わります。この日は昼間に雨が降ったので、路面が濡れていて光がとても綺麗に反射していました。


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エルミタージュ美術館
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血の上の救世主教会
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陰のモスクワ、陽のサンクトペテルブルグ。どちらも良かったけど、好きなのはモスクワ、でも住むならサンクトペテルブルグだなー。だけどロシアは旅で来たほうが良さそうだから、住むならやっぱりアイスランドだよなー。って妄想しながら夜道歩いて帰りました。


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Comment

No title

教会のイコンにほぅっとなりました。
エルミタージュも行ってみたい!!
住むには寒そうですが、旅で行くには最高のところですねー、ロシア(*^^*)

No title

時代は変わったらしいですが、サンクトベテルブルクより、レニングラードのほうがピンときますwでも、もともとロシア帝国の首都がサンクトベテルブルクで、ロシア革命のあとソ連ができてレニングラードになり、ソ連崩壊で元のサンクトベテルブルクにもどったんですよね?違いましたっけ?

学生のとき第二外国語としてロシア語を履修したのですが、読むだけなら書いてある字のとおりに読めばいいので、地名とかなら今でもけっこうわかって、自分でもびっくりですw(当然ですが、文章は読めても意味は不明です)

夜のエルミタージュ美術館、すごいきれいですね!!!収蔵品も豪華なんでしょうけど、建物自体が王宮ですからね!!!これがウラジオとかナホトカあたりにあるんなら、ちょっと行ってくるんですがw(日本海を隔てて、ウチの800kmくらい向こうの対岸です)

>まこまこさん
ロシアの教会はいくら見ても飽きません♪イコン画も独特のタッチで惹きつけられますよね。
やっぱり住むならアイスランドですね!北国だけどあそこなら耐えられる気がします。ロシアは政府がアレなんで、旅で我慢しておきます(笑)

>BBさん
そうですそうです!サンクトペテルブルグ→レニングラード→サンクトペテルブルグです。歴史の浅いレニングラードに馴染みがあるのはソ連崩壊をリアルで知ってる世代ですよね(苦笑)

キリル文字を解読できた時って達成感ありますよね!文字覚えたての子供が電車から見える看板読んでるのと同じ感じ(笑)私も鉄道乗ってる間、暇すぎて覚えました。やはり意味は全く分かってないですがw
しかしロシア語選択したなんて渋い!是非日本海渡って行ってほしいです。シベリアにはシベリアの良さがあるんで。地味でいいですよ~(笑)

No title

いろいろと賛同したいことが満載の記事でした。

エルミタージュ美術館、最強ですよねー。去年マドリッドのプラド美術館でエルミタージュの特別展があったのですが、どうもいまひとつ。なぜかと考えたら、あの建物自体が一級の美術品で、あの箱に入っていないと中身の魅力が半減しちゃうんですね。それに気づいて以来、サンクトペテルブルグ再訪したくてたまりません。

イサク教会は、これまでに見た正教会のなかで最強の美しさでした。そして血の上の救世主教会に時間がなくて入らなかったのを20年近く後悔しています。入っていれば絶対こっちがNo.1だったことでしょう。東方正教会の教会ラブ、です。やっぱりあの街に行かなくちゃ。

そして住むならアイスランド、ですね。

>BCN巳年女さん
わー!賛同していただけ嬉しいです!!

そうそう、エルミタージュはあの建物あってこそ。というか、本来美術品というのはああいうお館に飾られるのが似合うんでしょうね。きらびやかな世界に連れて行ってもらえる貴重な空間ですよね。

イサク教会も息を飲む美しさでした。ロシア正教会のデザインは外観、内観共にひとつひとつ趣向が違っているので、小さな街の小さな教会でも立ち寄りたくなります。ロシア、どこまでも魅せてくれます。

はい、住むならアイスランド。これ変わりません!(笑)
非公開コメント

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