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さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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浅い眠り

【巡礼3日目】Roncevaux-Zubiri 21.7km

ピレネー越えが終わった今日からは通常歩行です。気分がだいぶ楽になりました。

巡礼宿の朝は早く、朝6時台にはほとんどの人が出発していきます。夏だと5時台から歩く人もいるとのこと。
私は社会人だった時もスッキリ!のオープニングと共に起床していたので6時台はもとより7時台に起きることもままなりません。
でも幸い、眠れなかったおかけで目は冴えていたので周りが動き始めるのと同時に準備をし出発しました。

まだ薄暗いです。

朝早く出発する主な理由は3つ。
1.長距離を歩くのに時間がかかるため。
2.日が高くなる前に歩くのを終わらせるため。
3.宿の確保のため。

その日の行程をどうやって決めるのかと言うと"宿のある町を目指せ"、これがすべてです。私は一日に20~25km位歩くことを目標にしているので、その射程距離内の宿のある町をめがけて歩きます。ただ、100人以上泊まれる町もあれば数十人しか泊まれない町もあり、先着順にベッドが埋まっていくので着いたら満室ということもあるのです。
アルベルゲの中には予約できるところもありますが、実際自分がそこまで歩けるか分からない、気分で決めたい、予約手段の電話がないという私のような人は"早く到着する"、それがすべてです。

今はまだ本格的なオンシーズンではありませんが、それでも毎日同じ行程を100人前後の人が歩いているのでアルベルゲ争奪戦は始まっています。
うかうかしていられません。歩きましょう。


距離が増えてる気がする…。

3キロ先に出てきたBurgeteという町。



ヘミングウェイがマス釣りをしに来ていたそうです。本当に釣りの好きなおじいやんです。

ここで念願のスーパーマーケットを発見したのでシャンプーを購入…と思ったのですが、あまりにも大きくてそっと棚に戻しました。きっと宿の近くでも買えるでしょう。
この判断は正しかったとも言えるし、正しくなかったとも言えます。

なぜなら歩き始めて一時間が過ぎた頃、背中がつったからです。

私は巡礼を始めて大失敗を二つしているんですね。一つはシャンプーを忘れたことですけど、もう一つはリュックの選択肢を誤ったことです。
今回、大きなバックパックはサンティアゴに送り、25リットルのサブバックを残しました。
そしたらね、荷物が入らないんですよ。25リットルって小さすぎる!
なので、結局二つに分けるしかなくて、リュック&斜めがけでピレネーを越えたんです。

結果、背中がつりました。

長時間背負うには向かないリュックだし、これ以上ポテトチップスを入れる余地もないし、大きなバックパック(40リットル)を残せば良かったなと本気で後悔しています。
他の人を見てると40リットル前後が最も多く、男性なんかは60~80リットルの人もいます。私の荷物なんか超小粒サイズです。

今晩の課題は"荷物の再整理"に決まりです。『背中の張りで欠場』なんて関取みたいな理由でリタイアしたくありません。

と言いつつ、背中パッキパキだし、この日は景色が全然見えなかったこともあり「こりゃぁ途中でバスを使うのもありだな…」と考えていたのはここだけの話です。


実際、自分がどれくらいの速度で歩けるのか、限界はどこなのか、全く見えてなくて、次の町まで○キロという看板を頼りにただ歩いているだけです。


あまりに退屈な時は「私は安芸藩。これから江戸に参勤交代に行こうぞー!」と士気を高めたりしています。


そんなことを考えてちるうちにいくつか村を通り過ぎ、たどり着いたのは「エロ」という村。


エロ小話でもはさみたいところですが、健全な巡礼者を目指しているので自重します。エロという村があったよと言いたかっただけです。

歩き始めて7時間後、今日の目的地ズビリに到着。

最後の2時間が長くて長くて、放心状態で歩いていたのでほぼ記憶がありません。あまりにもフラフラしているので、スペイン人の女性が「これはあなたを助けてくれるから」と落ちていた枝で杖を作ってくれました。ありがたい。杖があるだけでとても楽になりました。

フランス人の道は全体の約60%が舗装路です。でも逆に言ったら40%が未舗装なんです。普段、観光していて7~8時間歩き通していたなんてこともありますが、多分そのうちの98%は舗装路です。いつもの道と巡礼路を歩くのは全く別物だと思い知らされました。これはちゃんと考えないと800km歩き通せそうにありません。

その第一歩が睡眠の確保です。
町に着いて、初めに見かけたアルベルゲにチェックインしようと思ったらカウンターにピーターがいたので華麗にスルーしました。今日こそは寝るのです。写真撮り忘れましたが公営アルベルゲの30人ドミトリー(8ユーロ)にしました。
アルベルゲに着いたらまずシャワーを浴びます。そして服を脱いだあとに「そういえばシャンプーないんだった」と気付いたので今日も髪は水洗いです。エコすぎる。

シャワーの後は洗濯をして、それからBARに行きます。

小さそうに見えるけど鶏の丸焼きです。この場に及んでサラダを食べている欧米人が信じられません。

帰りにテザートを買いました。

食後のビール。

この時話したデンマーク人のおじいさん(69歳)は腰が悪くて荷物を背負えないのでカートを引っ張りながら歩いているそうです。「きっと君はサンティアゴに着けるけど僕は分からない。でもたどり着きたい。それが僕の望みだから。」「世界を見るのは素晴らしい経験だよ。きっと君のためになる。」簡単な言葉だけど重みのある言葉でした。

さてビールも飲み終わったので、また先程行ったBARに行きます。もはや行きつけです。

バカラオ(鱈)が大好きだと言ったら一品おまけしてくれました。

こうして寝酒も飲んだことですし、今日こそ熟睡…と思いきや30人もいたらイビキがうるさい人がいるのも当然で、しかも近くに飛行場でもあったかしらと思うような轟音です。あまりのすごさにに初めはクスクス笑っている人もいたんですが段々みんな殺気立ってきて「静かにして!」と怒鳴ってる人もいました。もちろん本人には届きません。
これは死活問題です。


【巡礼4日目】Zubiri-Pampelune 19.3km

昨晩、荷物の再整理をしました。

どうです、この立体感。
靴下一足を捨て、お菓子を食べきった結果ひとつにまとまりました。しかし、サラミすら入れる余地がありません。悲しいです。

朝7時、重たい荷物と体を引きずって出発です。

今日の目的地"パンプローナ"の看板に従って歩いていたら、それは車用でした。ずいぶん遠回りしてしまいました。


あれほどホタテを目印にと…。


あれほどGoogle翻訳を信用するなと…。


今日は昨日と違ってなかなか素敵な道を通って行きます。


おじいやんもこんな感じで釣りしてたのでしょうか。


愛のトンネル・スペインver.と名付けました。


途中で会ったアメリカ人のショーンはお母さんと二人で歩いている推定年齢46歳の男性(独身)です。今年で歩くのは2年目でこの後、パンプローナからブルゴスまでバスで移動してアメリカに帰るそうです。こんな風に少しづつ分けて歩いている人もいます。ショーンとは主に独身の淋しさについて語り合いました。


それはさておき、歴史のありそうな橋を渡って入ったのはVillavaという町。


バスだったらあっさり通り過ぎていただろう小さな町にも立ち寄れるのが徒歩の魅力です。
今まで、チャリダーの人は私と違う景色を見ているんだろうなと憧れていたのですが、ついにそれ以下の速度で旅をすることが実現しました。嬉しいです。
ただ、あまりの遅々としたペースがまだ体に染み込んでいなくて、地図を見ると「えっこれだけしか進んでないの!?」とガックリしてしまいます。これからは全体地図を見るのやめます。

歩き始めて5時間。どうやら5時間過ぎるとパタッと元気がなくなるようで、そこからの数キロが長いこと長いこと。
「お米が食べたい、お米が食べたい」と呟き続け、パンプローナに着いたら絶対パエリアを食べるんだ!アリカメナイ!(byズレータ)と喝を入れながらなんとか歩き切りました。


やっと会えたね。

そんなパンプローナは"牛追い祭"で有名な街です。





この狭い路地を牛と人間が走り回るなんて狂気の沙汰です。てやんでぇ、祭は命懸けでぇ!というパンプローナっ子の声が聞こえた気がします。

街には牛グッズのお店がたくさん。

この旅に出るまで好きな動物第一位が牛だった私にとってはヨダレものの店だらけです。今は三位だけどね。ただ、荷物も増やせないので眺めてヨダレ流して終わりました。

パンプローナはかなり大きな街なので観光がてら2日滞在して…なんて考えていたのですが、実際来てみると頭が巡礼モードになってしまっていて観光に身が入りません。
できるだけ余計な体力を使わないように、下手なケガをしないように、ペースを崩さないように…そんなことを考えてしまっている自分に驚きです。まじめか!

結局パンプローナでやったことはシャンプーを買ったことくらいです。そうです、ついに脱・水洗いです。「もっと小さいのが…」「もうちょっと大きいのが…」「2in1が…」とパンプローナ中の店を探し回り、買うまでに2時間かかりました。こういうのを余計な体力を使っていると言います。

さて、もはや恐怖の時間となっている就寝タイムですが、本日も見事な刺客が現れました。

こんな広々としたドミトリーの中で、私の隣のベッドに来たスペイン人のおっちゃんです。誰よりも早い夕方6時に就寝し、誰よりも遅い朝7時に起きるという、たぐい稀な眠りの深さ。そして過去最高のイビキ音です…。
通り過ぎる人が「あーら、あんた当たっちゃったわね」と同情の眼差しを投げかけてきます。イヤホンを突っ込んで紛らわそうとしますが、地鳴りのようなイビキが体全体に響くのです。これは何の試練ですか?

あまりに眠れないのでネットで「イビキ 対策」「イビキ 治療」などを検索して、Yahoo!知恵袋の「夫のイビキがひどくて眠れません。注意したら家を出て行ってしまいました。どうしましょう?」という相談に「分かる!分かるよ!!」と相槌を打ったり、「あなたの言い方が悪いのでは」というアンサーに「だって辛いんだよ!」と突っ込みながら夜を過ごしました。

旅に出て約2年半、ほぼ毎日ドミトリーに泊まっていますがこんなに連日連夜イビキに悩まされることはなかったのです。というか、ちょっとやそっとのイビキじゃ気にもならないので、この数日間の状況が自分でもシンジラレナーイ!(byヒルトン監督)のです。
毎朝、あちこちで「眠れた?」「全然」という会話を耳にしては私だけではないのだと気持ちを奮い立たせています。

この巡礼路で起こることは運命であり、それを受け入れるようにとガイドブックに書いてあるようなので、きっとその先には良い結果が待っていると信じたいです。あーめん。

Yahoo!知恵袋で相談してみようかな…。
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Comment

No title

巡礼の旅は少しずつ進んでいるんですね。
頭が巡礼モードになってるのは文章からもわかります。
今までないくらいに、ですます調かつモノローグ的な日記になっているような(笑)

きっと巡礼効果で心が落ち着いてるんだなーと思っておくことにします。
いびきで寝不足&ボーっとしてるのかななんて思ってませんよ(笑)!

それにしても、スペインは町や自然が美しい!!
素敵すぎるー♪

ピーター再び...と思いきや

パンプローナまで進まれたのですね!
いつか私も牛追いを見に行ってみたいです。
そしてバカラオ、おいしいですよね。
バカラオのクロケッタは魔法のようにお酒が進む逸品です。
おじさんのイビキに負けず、旅を続けてください。
では引き続きの巡礼を応援しています★

>Miyuさん
そうなんですよねー。私、こんな文体じゃなかったよなーって違和感感じながら書いてます(^^;
失礼のないようにと思うと、どうしてもドス黒い部分そのまんまというわけにはいかないです(>_<)決して眠れない夜に書いてるからではないですよ(笑)
これからもっともっと景色良くなっていきますよー!!スペインの田舎をこれでもかっというほど味わってもらおうと思います(*´З`)

Re: ピーター再び...と思いきや

>ビールさん
牛追い祭、狂喜乱舞の世界なんでしょうね~。私もワイン片手に狂いたいものです。
バカラオのクロケット!!噂には聞いているものの、まだお目にかかったことがないんです(泣)巡礼が終わるまでに巡り会えるかなー。魚介を食べると歩く気力も数段upです↑↑
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