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さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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聖☆おねえさん

【巡礼16日目】Hornillos del Camino-Castrojeriz 20.5km

今日も日の出を拝みました。
P5191558.jpg
巡礼路で一生分の日の出を見ている気がします。
日本で日の出を見ると言ったら、土曜の朝に築地に行く時くらいなものでしたから。八千代でチャーシューエッグ定食にするか、鳥藤で鳥めしにするか、いやいや吉野家1号店で牛丼つゆだくにするか、そんなことを考えながら自転車を漕ぐ朝5時。東京湾に昇る朝日も美しいものでした。

P5191564.jpg
今日もパエリアに出会えるか、バルのたくさんある町か、ブルゴスを超えられるか、そんなことを考えながら歩く朝8時。人間はそうそう簡単に変われません。


“ブルゴスを過ぎると退屈な農道が続きます”と誰かが持っていたガイドブックに書いてあった通り、目を見張るような景色は少なくなり、単調な道をただ黙々と歩きます。

その時、早足で横を通り過ぎる男の人がいました。顔をあげチラッとその人を見て挨拶して、また目線を落と…



せなかったー!!!



きれいな二度見しました。
え?え?今、なにか、不思議なものを見たぞ。



その人はバックパックの横にぬいぐるみを差し、頭には羽飾りと花飾りをつけた帽子をかぶっていました。



素敵なおネエさんの登場です。
おうおうこれはおもしろいことになったぞ。早足で追いかけます。

すると前方で写真を撮っていたおネエさんがくるりと振り返り、おもむろにカメラを指さし、私に向かって叫びました。
「キャノン、トレビア~ン!!」
おうおう私も応えねば。
「帽子、トレビア~ン!!」
「カメラのバッテリー、トレビア~ン!!」
「ぬいぐるみ、トレビア~ン!!」
「あ、このバッテリー中国製だわ。ノートレビア~ン!!」
「ほんどだ。中国製ノートレビア~ン!!」

なんか仲良くなりました。

フランス人の彼、いや彼女とは共通言語がなかったのでジェスチャーとニュアンスで会話をしながら一緒に歩きました。「どうしてカミーノを歩いたのー?」「“THE WAY”(邦題:星の旅人たち)を観たら、憧れちゃってー☆」というキャピキャピした会話です。女子っぽいでしょ。二人ともババァですけど。

しばらくして、そういえば名前を聞いていなかったなと思って尋ねました。

「名前なんて言うの?」
「クリスチャンよ」


クリスチャン


クリス…



えぇーーーーーーー!!!!!クリスチャン!!!!!


衝撃の事実が発覚しました。

思い出してください、前日の夕食の模様を。パエリアに興奮していたあの夜です。
fc2_2014-06-25_22-00-19-102.jpg
正面に座っているのがクリスチャンです。そう、私は前夜クリスチャンに会っていたのです。
しかし、この時のクリスチャンは黒ぶちメガネに緑のジャージを着て、うつむきがちにご飯を食べる大人しいおにいさんでした。それが今や華麗なレディに変身。まさかの同一人物。気付かなくてごめんなさい。なぜ私を見てすぐに日本人だと分かったのかやっと理解できました。

そんなクリスはかなりの早足なのでついていけなくなり途中でさよなら。と思いきや少し先のバルで待っていてくれました。

さらに「わたし、ジェントルマンだからっ」と朝食をご馳走してくれました。
素敵なフランス紳士、いやマドモワゼルです。
トレビア~ン。

いい出会いがあると足取りも軽やかになります。
昨日と比べて気温も低く、とても歩きやすい1日でした。
P5191580.jpg
遺跡の下を通過。

そして今日の目的地に到着。
P5191593.jpg
丘の上の遺跡と立派な教会がお出迎え。

今年できたばかりというアルベルゲにしました。今日は余裕の到着。

久しぶりにベッド下段をゲットしました。ベッド指定制のアルベルゲだと巡礼者の中では若い部類に入ってしまう私は問答無用に上段を割り振られることが多いのです。いやいや私、中年ですから。結構辛いのよ。早い者勝ちで自由にベッドを選べるアルベルゲだとホッとします。

小さい町ですが観光マップがありました。

レストランとバルの位置を確認。

最近町ごとに必ず見かける巡礼者像。


誰もいない広場。



マクドナルドのピクルスを抜いて食べていた人間とは思えない程、ピクルスが好きになりました。


マティーニに添えてあるオリーブを残していた人間とは思えない程、オリーブが好きになりました。


肉肉魚肉魚で暮らしていた人間とは思えない程、野菜を食べるようになりました。(決して好きではない)


成長したな、私。


さて、夕食は今日もアルベルゲで食べました。今日の殺し文句は「自家製サングリアが飲めるよ」です。お酒の誘いは断ってはいけないという格言があった気がします。あれ、なかったかな。
fc2_2014-07-06_11-00-27-051.jpg
奥に見えているのがしょうがスープ。寒い夜に食べるそうです。メインはトルティージャ(スペイン風オムレツ)。
サングリアも変なクセがなくて美味しかったです。
年齢層が高かったので落ち着いた食事の風景でした。この時までは。

食後、アルベルゲオーナーのホセが登場し、突然ワインの作り方講座が始まりました。この宿、昔はワイン醸造所だったようです。お皿ばっかり見ていたので気づきませんでしたが頭上には葡萄を搾る機械が。

半ズボン履いているのがホセです。テンションの高い熱血漢。つまり松岡修造系です。

熱弁をふるうホセ。もう止まらない。

誰かがおしゃべりしていると「ちょっとそこ静かに!」と注意が飛びます。注意されたフランス人がムッとしていてもホセはお構いなし。ハート強いです。

ホセに指名された人がこの搾汁機を回します。

私もありがたくご指名にあずかり回してみましたが、自分の目が回りました。
ホセは「もっと回せ!もっと!」とハッパかけてくるわ、「フォト!フェイスブーック!!」と叫ぶわ、でも頼んだ写真は全く取れていないわでなかなか自分勝手な人です…。でも満面の笑みで言われると憎めないのです。愛すべき自由人です。

結局、私語禁止のワイン講座は延々1時間も続き、最後にオルーホ(グラッパ)で乾杯し終了。

修造はTVで見ているくらいがちょうどいいです。


【巡礼17日目】Castrojeriz-Fromista 25.5km

出発前、お世話になったホセにお別れを言いにいくと「ちょっと待って!」と一度引っ込んでから、一輪の野花を手にして現れました。「これを君に」と花をくれるホセ。ほ、惚れてしま…わないけど、すごく嬉しかったです。やっぱり愛すべき自由人です。



クリス姉さんを見習って女らしさを忘れないようにしたいと思います。

その15分後、町を出たところで呆然とする図。
P5201606.jpg
目の前の丘を登らければいけないことに気付いたからです。登るなら3日前に言ってもらわないと。

景色はすごく綺麗なんですが。
P5201611.jpg
疲れがたまりにたまってきている今、なかなか足が進みません。

やっと頂上。
P5201612.jpg

丘の向こうにはこんな景色が。
P5201617.jpg
登った甲斐がありました。この道がサンティアゴまで続いているんだなぁ。


世良公則がんばります!

がんばれない時は肉。

奥のテーブルに座っているおじさんはボトルワイン呑んでいました。まだ朝9時ですけどね。見習わなくては。

今日は少し距離が長いので寄り道しないで歩かないといけません。
P5201633.jpg

P5201642.jpg
手が届きそうな雲。

fc2_2014-07-06_12-34-08-679.jpg
舌の根も乾かぬうちに寄り道。

最後は珍しく運河沿いをずっと歩きます。

水のある風景、好きです。

fc2_2014-07-06_12-30-38-990.jpg


水門の上の細い橋を渡ると、今日の目的地の町が見えました。

fc2_2014-07-06_12-31-29-438.jpg
がっらーん。

到着が遅かったのでベッド上段しか空いていなかったけど、無事アルベルゲにもチェックインできました。もはや部屋の半数以上が顔見知りです。

町をぶらりと歩いてみましたが、タパスの置いてあるバルがなかったのでレストランへ。

“ブラックライスwithオクトバス”と描かれたメニューを頼んでみたらイカ墨パエリアでした。いろいろ間違っていますがおいしかったので良しとします。

なんだか平和な1日でした。
相変わらず夜はイビキ騒音に悩まされていますが、それでもだいぶ眠れるようになってきました。成長したな、私。


とこの時までは思っていました。そう、翌日、あの男に会うまでは…。


今の気分は鳥藤でポンジリ丼。いや、井上の中華そばか!
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Comment

No title

おぉぉ気になる終わり方。ニクイよあしなが世良おねえさん。

ジェントルクリスプレゼンツのチョコクロワッサン的朝食いいなぁ。
ちょうど今、甘いものが食べたいのでグッときました。

かなりグルメブログとして仕上がってきましたね。ステキです。
築地が庭のさーさんに、サケとサバとタラが好きな私に何かおすすめがありましたら教えていただきたいです。

トレビア~ン☆ 巡礼は出会いの連続ですね...!

今回もオネエ系巡礼者にアルベルゲ修造、すごい出会いですね(笑)

アルベルゲの2段ベッドの上下割り振りや
アトラクション(ワイン講座)情報、
重要そうな情報がさらっと書いてあって参考になります。

序盤はイビキのうるさいおじさまばかりでしたが、
巡礼の旅は個性的なキャラクターばかりですね。
そして、次回登場する男性がどういう方が気になります。
なんだか良い予感がしません。。
引き続きよい旅とよいお酒を☆

うわー!めっちゃ綺麗な空と雲!!
こんな景色を見たら疲れも吹っ飛びますね♪
こういう風景、すごく好きなので嬉しいです(^-^)/

世良ねーさん。
世代が同じだからちょいちょい挟んでくる小ネタがツボなんですよね(笑)
次も楽しみにしてまーす!

>na-さん
やっとグルメブログとして認めていただけるようにな…いやいやこれ旅ブログ!もしくは巡礼路沿いのバル情報に特化したブログです。それグルメブログか(゚Д゚ノ)ノ
築地に行っても魚より肉派の私ですが、鮭鯖鱈なら場外にある田中商店の粕漬けはいかがでしょう?あと鱈はポルトガルが世界で一番おいしいです。築地よりポルトガルです。
甘いものが欲しい時は茂介だんごで!!

>ビールさん
普段、自分からは積極的に話しかけないんですけどクリス姉さんだけは追いましたからね(笑)修造は完全に予想外です(о∀о)
巡礼路ということもあっておちゃらけた人は少ないんですけど、やっぱり抑えきれない個性は目立ちますよね。

ベッドがどこになるのかで睡眠が左右されるので死活問題なんですよ。そしてそのつもり積もった鬱憤が爆発する時が…次回続く(笑)

>サワノッチさん
喜んでいただけて嬉しいです\(^o^)/気温はそんなに高くないのに、こな青空。いい季節に歩けて良かったなと思います。

これからもゆとり世代には分からない小ネタ満載でお届けしたいと思います。ビバ!70年代!!

No title

こんにちはー。
いつも楽しく拝見させていただいています。

今年の春からNHKの「テレビでスペイン語」を
見ているのですが(見ているだけです(笑))、
先週「ワインの泉」とそのワインを提供している
ワイナリーが登場しましたよ!

私はグラス1、2杯でけっこういい気分になって
しまうので、さーさんはたくさん飲めていいなーと
思いながら読んでいます(笑)

>すが子さん
コメントありがとうございます(^^)

テレビでスペイン語、ツボをおさえてますね~!!帰ったら見てみようと思います。(同じく見るだけ笑)
それにしても粋なワイナリーですよね。この恩は一生忘れないと胸に誓って歩いてます。

たくさん飲めて楽しいんですけど、経済的ではないですね…。エンゲル係数高過ぎ!笑
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