プロフィール

さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
カウンター
日本を出発してから・・・
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォトマップ
Instagram
写真
検索フォーム
QRコード
QR
World-Word-翻訳
英語English
韓国語 한국어
中国語 中文
フランス語 Franc,ais
ドイツ語 Deutsch
イタリア語L'italiano
スペイン語 Espan~ol
ポルトガル語 Portugue^s
Present's by サンエタ
英語English
韓国語 한국어
中国語 中文
フランス語 Franc,ais
ドイツ語 Deutsch
イタリア語L'italiano
スペイン語 Espan~ol
ポルトガル語 Portugue^s
Present's by サンエタ
RSSリンクの表示

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ふるさと

【巡礼26日目】Astorga-Rabanal del Camino 20.9km

おはようございます。


信仰は健康の泉だそうです。ワインは健k・・怒られるー。

昨日の疲れは120%残っています。一晩寝ただけで解決するような体力は持ち合わせていません。37だもの。なのに今日から山登りが始まるという試練。37なのに。

さて、フランス人の道には3つ大きな峠越えがあります。1つ目は初日に迎えたオリソン峠。そして今日から始まるイラゴ峠(下記写真No.24,25)。さらに中二日で今度はセブレイロ峠(No.28,29)。すべて1500m級。この後半戦の盛り上がりよう。

私が一週間に二回も山登りするなんて谷繁の打率が3割になることより珍しいですよ。

あぁ気が重い。非常に重いです、これは。

ぐずぐずした気持ちと同じ、ぐずぐずした天気。


唯一気分を明るくしてくれたもの。

ラベンダー。野生のラベンダーがあちこちに咲いてます。

天然アロマ。

匂いを嗅ぐと肩の力が抜けて、毎日毎日飽きもせずに歩いている自分が可笑しくなってきます。クスッ。

あとこっちの癒しも。

おつまみはコーンを揚げて塩をまぶしたもの。あられの食感に似ていてビールによく合います。

と、リラックスしていたら土砂降りの雨。やむ気配もないのでポンチョ着て山登りです。

目的地直前の山道は石ゴロゴロ、足場グチャグチャ、怪我する5秒前。

しかも何がテンションあがらないって、このグダグダの山道のすぐ真横にアスファルトの車道があるということ。車がシャーッッと水しぶきあげて颯爽と通り過ぎていくのが木立の間から見えます。や、やる気なくなるー。

そんなわけで、この土砂降りの中、巡礼者っぽい演出に酔っていると大怪我しそうなので、しれっと車道に出てそっちを歩きました、はい。
そしたらあとから他の巡礼者がゾロゾロ車道に出てきました。みんなちょっとだけプライドが邪魔していたんだね、うん。

危険は働く。

そう、危険は働くからね。車道歩こうね。

目的地到着。


小さな村です。


体が冷えきっていたのに温水が出ないという悲しい現実から逃げるためにバルへ。

これで暖をとります。

あとずっと気になっていたカップラーメンを買ってみました。

味の素が出していてスペインのどこでも売っています。味は…やっぱり海外仕様ですね。求ム、赤いきつね。

夜はボカディージョconポークソテー。

今日は一日ジャンクフードばっかり。疲れすぎて食欲が追いつきませんでした。

その夜、アルベルゲでスペイン人とデンマーク人とオランダ人と話していたら"ヨーロッパ経済について"という難しい話題になってしまいました。要約すると「EUは各国が支え合っていかなきゃいけないのに、ギリシャといいスペインといいドイツにおんぶに抱っこじゃん。これじゃあドイツが各国にお金配ってるようなもんだよね。ドイツかわいそくね?」てな話でした。
ここにドイツ人がいたら何と言ったのか聞いてみたかったです。


【巡礼27日目】 Rabanal del Camino-Molinaseca 25.9km

晴れました。
P5304821.jpg
今日は登って降りての本格登山日なので、天気がよいのはよきことです。

出発して2時間ほど登ったところにやっとバルがあったので朝ごはん。
P5304823.jpg
珍しくバイキング形式でした。昨日の分を取り戻す食欲。

食後は花咲く道をてくてく。
P5304829.jpg

そして頂上近くの風景。
P5304831.jpg
だいぶ登りました。

このイラゴ峠の頂上にはとても有名な場所があります。

鉄の十字架。
P5304857.jpg
標高1505mの場所に立つこの場所は巡礼路の中で最も古くから聖地として崇められていたそうです。ここで巡礼者は出身地から願いを込めた石を持ってきて柱元に置きます。その石が積み重なり、一つのちいさな丘ができています。

P5304846.jpg
願いのこもった石たち。

とうことで私も。
P5304840.jpg
50m手前で拾った石ですけど。


サンティアゴにたどり着けますように。

訪れる人が次々に記念撮影をしイベントごとのように石を置いていく中、膝まづき、泣きながら思い出の品や写真を飾り、祈る人の姿もありました。巡礼路を歩いていると亡くなった人への断ち切れない思いや、伝えたかった言葉、そういうものが溢れていて時々胸が苦しくなります。

P5304852.jpg
母の写真を置いていこうか迷いましたが、やっぱり日本まで一緒に付いてきてほしいのでやめました。 私も思いが断ち切れない一人です。


さ、気を取り直して山登り再開です。
P5304859.jpg
下りの時のために落ちていた木で杖を作りました。やる気あるっぽいでしょ。

新緑が美しい山の景色。
P5304863.jpg

途中には無人販売所。(寄付制)
P5304873.jpg
日本の無人野菜販売所も見る度にほっこりします。信頼関係って大事。

P5304875.jpg
初日と比べてオレンジが似合うようになったでしょう?

P5304882.jpg
もし牛に生まれ変わるならここの牛がいいです。インドよりスペインがいい。

山登りを楽しむための秘訣。

脳ミソが軽くなります。

あとはくだるだけ。
P5304890.jpg
だけ。とか余裕なこと言ってたのは最初の20分だけ。

でも景色は最高に綺麗です。
P5304923.jpg

P5304901.jpg

P5304908.jpg

だがね、道がだね。
P5304927.jpg
足首ぐにゃぐにゃ。そういえば数日前に歩いた人が「足を痛めるから絶対車道を歩いた方がいいわよ」と教えてくれましたっけ。


車道…


プライド…


車道





車道です。
P5304898.jpg
なんて楽なんでしょう。








ただやっぱり私の中のプライドってやつが邪魔するんですよ。楽していいのか!それでも巡礼者か!ってね。けっこう熱い魂持ってたみたいです。なので10分だけ歩いて元の巡礼路に戻りました。

足首ぐにゃぐにゃ。
P5304954.jpg
くープライドめ。

ラベンダーに癒されよう。
P5304939.jpg

P5304930.jpg

そして小さな村が見えて着いたと思ったら全然違う村でがっかりして、そこからがまた長くて、もう道端で野宿しようかと思うくらい目的地が出てこなくて、なのに山道がずっと続いて、暑くて、そういえば数日前に携帯の充電器を宿に忘れたから充電できてなくて、音楽も聞けなくて、時間も分からなくて、やっぱり山登り苦手…と思った頃にやっと目的地が見えました。

P5304955.jpg
遠かった。

P5304961.jpg
早くベッドに倒れこみたい。

町に入り、ヨタヨタしながらアルベルゲを探していた私の目に飛び込んできたのは…

P5304967.jpg
日本語。まさかここで。
四国のお遍路の団体と友好関係を結んでいるようです。ほっこり。

P5314983.jpg
町を抜けたところにサンタ・マリーナというアルベルゲを見つけたので中に入ってみると私の目に飛び込んできたのは…

P5304969.jpg
てぬぐい。まさかここで。

宿のスタッフも私の顔を見るなり「ハポンか!」と。そして奥に引っ込んだと思ったら四国お遍路関連の本を数冊持ってきてくれました。なんと。このアルベルゲもお遍路との結び付きが強いようです。

壁に貼ってあった新聞記事。
P5304970.jpg
写真左の方がアルベルゲのオーナー。四国お遍路も歩かれたそうです。巡礼中、外国人から「日本にも巡礼路があるんだって?」とよく聞かれるのですが歩いた人に会ったのは初めてです。嬉しい。

お互いテンション上がって話していたらしきりに「今、男の人が別のアルベルゲで仏像を作っている」というようなことを言ってきます。
見たいと行ったら、オーナーが公営アルベルゲまで連れて行ってくれました。

その庭には大きな木の前で作業する一人の男性が。
P5304973.jpg
香川に住む仏師荻田さんでした。
今回、ここモリナセカの町から頼まれ4月にやってきたとのこと。庭にあるくるみの木に観音像を彫ってらっしゃいました。40年以上仏像を彫っている荻田さんも、生きた木に彫るのは二体目で大変珍しいそうです。

くるみの木。
P5304974.jpg
硬い木じゃないと難しいそうです。

今、無宗教の私が巡礼をして感じているのは、やはり私の中には仏教の教えが根付いているんだなということ。「生まれ変わる」とか「無になる」とか普段何気なく使っている教えがたくさんあります。キリスト像を見てもどうしたらいいか分からず戸惑ってしまいますが、目の前にある観音像には自然に手を合わせている自分がいます。懐かしさ、安心感、平穏な気持ち、まさかスペインで感じることができるとは思いませんでした。キリスト教の巡礼路に仏像を置くことを許可するおおらかさもスペインらしいなと思います。お互いの宗教を認め合えるってすばらしい。

私が訪れた時はまだ製作途中でしたが、7月の中旬に日本から僧侶を呼んで開眼式を行うと話されていたので、現在は完成していると思います。とても美しい観音様です。宿泊しなくても声をかければ見せてもらえると思うのでモリナセカの公営アルベルゲの前を通った際には“巡礼路の観音様”を拝んでみてはいかがでしょうか。
P5304972.jpg

お盆ですね。日本の夏ですね。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
今日もよかったらポチッとお願いします♪
関連記事

Comment

断然、酒は百薬の長ですよ!

日本の夏はじめっと暑いです。
キリスト教の巡礼路に仏像って、確かに大らかですね。
お遍路にはいまいち興味が持てないまま、
巡礼の旅には興味津々です。
手ぬぐいを飾ったアルベルゲを思うと、
先にお遍路に行ったほうが良いのでしょうか...。

ぐにゃぐにゃの道に気をつけて、
アスファルトを歩いて捻挫に気をつけてくださいね。
これからの旅の無事をお祈りしています。

No title

今日はちょうどお盆、終戦の日。
そんな日に素敵な観音様に出会えました♪
生きてる木に彫るなんてすごい。
このまま友好の証として長い時を異国の方と過ごしてほしいですね。

登山は登りより下りが断然きついのでよー。
前に話したかどうか忘れましたが
私は富士山登山の下りで突然ヒザかっくんが起きて
ドリフのコント顔負けの大転倒を演じました(T-T)

その時35歳・・・いろいろショックでしばらく立ち上がれなかった。

いつも楽しく拝読しております

はじめまして。記事更新されるのをとても楽しみにしております、みかたと申します。
随分前から拝読してましたが、本日の記事を読んで思わずメッセージをお送りしました。お母様のお写真のところで。私も経験しており、記事の一節読み、涙垂れてしまいました。
今後も記事楽しみにしてます。
お気をつけて旅を続けてください。

みかたより

さーさんの記事はクスリと笑ったり、ホロリと涙したり、電車の中で読むには危険すぎますよ。
わたし、完全に怪しい人になってました。

巡礼の旅もそろそろ終盤でしょうか。
わたしも準備ラストスパートです。
現在は増えていく荷物よりも減っていく貯金に青ざめています(1週間前ですがまだパッキングしていないので)
出発前にあと1回くらいコメントできるかな?♪

もう終盤戦ですね!

お疲れさまです。
サンジャンの頃の記事にコメントさせて頂きましたあいあです。
毎回楽しみに拝見しています。
葬式だけ仏教徒な私も同じ様にカミーノを歩いていて、自分の中に仏教や神道(ハッキリしない感じがTHE日本人ですが)根付いているんだなぁと感じました。
立派な観音様ですね!
機会があったら立ち寄ってみます!
そろそろサンティアゴに着かれるのでしょうか。
フィステーラまでの道も良かったので是非歩いて頂きたいです^^*
ラストスパート、楽しみにしてます。
¡Buen camino para todos peregrinos!

>ビールさん
お遍路にキリスト像建てると言ったら色々しがらみありそうですよねぇ。私はお遍路に興味アリアリなのでこのアルベルゲにあった本を熟読してしまいました。お遍路ガール的なポップな雑誌もあって、一から十までマニュアル化されているところに日本を感じました笑
確かにお酒は百薬の長ですね♡

>Miyuさん
生木観音がスペインで見られるなんて驚きですよねー。仏教やお遍路に興味のある外国人も多いので、大切にされるといいなあと思います。

くだりはいつドリフ状態になってもおかしくないですよね。笑ってもらえるならまだしも、ただ痛いの救いようがないので避けたいです。膝より足首やられるタイプだと気付いた37歳初夏です。

ところで同窓会どうでしたか~!?(○´3`○)

>みかたさん
いつも読んでくださってありがとうございます。そしてコメントくださってとても嬉しかったです。
巡礼路って普段は表に出さない感情も出していいような気がして、一人で歩きながら思い出しては泣いています。 どうしようもできないと分かっていても整理をつけるのは難しいですね。
どうかみかたさんも素敵な夏休みを過ごしてくださいね。

>sunさん
これからはタイトルに【電車での閲覧注意】って書いておきますね。笑

残り一週間!!ふぅー!!こっちが緊張します(*≧∇≦*)準備ってお金かかりますよねー。そして旅に出るともっとお金が…。出発までに1回は更新できるようがんばりますっ!

>あいあさん
おひさぶりです(^^)
書くペースが追いつかなくてやっとやっと終盤戦です。毎日同じことの繰り返しなのに色々起こるもんですねぇ。
私も無宗教だけど無神論者ではない(八百万の神様がいると思う)THE日本人です(笑)
ただ、歩いて感じたのは意外と熱心なクリスチャンって少ないなあということ。お遍路の方が宗教色(真面目度?)は強いかもしれませんね。
フィニステーラまでは時間がなくて…残念ですが次の機会に持ち越しです(>_<)

No title

さーさんこんにちは。ごぶさたしております。忘れているわけではありません。毎日ブログ100回くらいは読んで、心に刻んでいます。

「危険は動く」

いいですね、これ。私の友達にも、車の運転中、急に電柱が飛び出してきて車を潰した人がいます。車買って1カ月目くらいだったので、車両保険で新車になったみたいでした。車道でも危険は動くんですよ。お気をつけて。

あと、スペインのカップラーメンがとっても気になります。YATEKOMOって読むんでしょうか?カレー味なんですよね?う~ん。。。そうそう、さっき、昼食にマーボーメンと餃子食べて、帰りにスーパー寄ったらチャルメラの塩(カップ)が安かったので、3つほど買ってきました。

赤いきつねは売り切れでした。棚が空でした。ほんとです。

実は、私のいとこがスペインで日本食のレストランを開いているのですが、いまWebサイトのメニューを見たら、赤いきつねは置いてない(出してない)みたいでした。残念。

ラベンダー!すごいですね!野生なんですよね?見た感じ、ストエカス系ですね。ヘムスデールのように見えますが、もしかしてアボンビューかな?すみません、仏像よりラベンダーが見たいです。

けっこう仕事が行き詰ってたんですが、コメント書いてたらスッキリしましたw吐き出させてもらって、ありがとうございます。もうちょっと頑張れそうです。帰ったら、冷ややっこと枝豆とビールが待ってるぞー!がんばるぞー!

失礼しました。

>BBさん
おひさぶりです!またコメントくださって嬉しいです。お仕事大変そうですねー。
ヤテコモ…って読むと思うんですが、どんな意味なんでしょうね。他にも3種類くらい味があったと思います。カップラーメンのカレー味は一年に一回位食べたくなります。通常は正油か塩がいいですねぇ。スペインで赤いきつねがあったら神です。あぁ食べたい。

ラベンダーお詳しいんですね!ラベンダーはラベンダーだと思っていました…。確かに富良野で見たラベンダーとはちょっと違うなと思ったのですが、いや一緒かも。花の名前をサラッと言える人に憧れます。

仕事後の一杯を糧に、がんばった時は特別なおつまみも追加しちゃってください。危機管理もお忘れなく♡

観音様

完成してましたよ。すごく綺麗で繊細で。
涙が止まりませんでした。なぜでしょうね。
1年前にさーさんのブログでカミーノを知り、今まさに歩いてますよ。
ブログの影響力大ですよ。カミーノに出会えて良かった。さーさん、ありがとう。

>yukariさん
嬉しい報告ありがとうございます。そしてお返事遅くなってごめんなさい。カミーノの観音様、優しい顔をしていますよね。中途半端なブログで恥ずかしい限りですが、こうしてきっかけにしてくださって本当にありがとうございます。もうすでにサンティアゴには着いて達成感に溢れていることと思います。と同時に寂しさも…。
どうか、この先の人生もブエン・カミーノ!!
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。