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さー

Author:さー
愛知生まれの東京育ち。
旅と野球とお酒を愛する39歳。女。
フットワークの軽いインドア派。

2012年1月15日、世界放浪の旅に出発。
2014年12月23日、帰国。

行きたいところに行ったら最終的に世界一周になりました。

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ジョグジャカルタストーリー【裏】

インドネシアに来て約2週間。初めて来たインドネシアの魅力にどんどん惹かれる一方、一つだけ不愉快だと思うことがありました。
それはインドネシアの男の人たちのしつこさです。歩いていると四方八方から声をかけられます。明るい挨拶程度のものだけではなく、不愉快な言葉や粘着性のある態度も多く、それが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

観光客、特に日本人が狙われているのは十分理解しているし、女一人で歩いている方が間違ってるのかもしれません。諦めてはいたけれど、それでも毎日何十人とそういう人を無視し続けることは、ストレス以外の何ものでもありませんでした。ジョグジャカルタは観光地なので特にそれがひどく、街に出ても私はずっと口を結んだまま早足で歩くしかありませんでした。


そんな中、私はジョグジャカルタで一人の男の人に出会いました。


一日目
ガドガドを食べ終わって宿に戻りました。泊まっていた宿はドミトリーだったけど、他に宿泊客はおらず私一人でした。一人の空間が嬉しくて部屋でのんびりしていた時、ノックの音がしました。開けると一人の男性が立っていました。
彼は自己紹介をし「日本人が泊まってるって聞いたんだ。良かったら食堂で話さない?」と言ってきました。私の中で不信感100%でした。でもここは宿だし、せっかくの機会かもしれないからと「じゃぁ少しだけ・・・」と食堂に出ることにしました。

彼は宿のオーナーと共同で事業をしている人でした。30歳。明るく屈託のない笑顔が似合うインドネシア人でした。
私はコミュニケーションが図れるほどの英語力がありません。彼は英語が喋れるので色々質問されますが、それにうまく答えることができません。それでも、彼は熱心に話を聞いてくれました。
悪い人ではないことは分かったものの、私はまだ疑っていました。この人の裏側には何があるんだろうと。2時間程で「眠いから」と会話を打ち切り、私は部屋に戻りました。

二日目
王宮を見学し、夕飯を食べて宿に戻ると彼がいました。
一緒にビールでも飲もうよ!と言われました。
私は彼に頼みたいことがあったので、荷物を置いて食堂に行きました。
実はジャカルタで買ったSIMカードがうまく作動していなくてエラーメッセージが届くのですが、インドネシア語が読めず困っていました。代わりに設定してもらい、無事作動するようになりました。
この件が片付き、私の中ではこれ以上この場にいる必要はなくなりました。
でも、彼は話を続けます。
明日の予定を聞かれプランバナンに行くつもりだと話すと「じゃあ僕が送っていくよ」と言ってきました。
私は断り、近くにいた宿の男の子にプランバナンまでの行き方を聞きました。すると「僕の友達の日本語ガイドならよく知ってるから彼を呼んでもいい?」と言われました。ツアーの勧誘になることは分かってましたが、この場にいることが嫌だったし、きっとまた彼が「自分が送る」と言い出すような気がしたのでお願いしました。ガイドが到着し、話し合った結果私はツアーの申し込みをしました。

三日目
ガイドと一緒にプランバナンに行きました。
日本語がペラペラのガイドは、終始他のツアーの勧誘をしてきました。最初にプランバナン以外は行かないと約束したのにも関わらず、おみやげ屋にも寄ろうとします。私の名前の呼び方も、さんづけからちゃんづけに変わり「日本人の女の子は白くて本当にかわいい」「彼氏はいるの?」と余計な話をしてきます。そして、なにかと体に触れてくるようになりました。私が「なんでこんなことをするの。これだからインドネシアの男の人は嫌いだ。」と言うとガイドは「お金のためだから仕方ない。全部政府が悪い。」とわけの分からない返事をしました。
遺跡を見ている間、私は一人にしてほしいと頼み、ガイドと離れて行動をしました。
疲れきって宿に戻り携帯を見ると、朝から何通も彼からショートメールが届いていました。昨日、携帯の設定を頼んだ時に電話番号は知られていました。今晩も一緒に話がしたいという内容でした。私はもうウンザリしていました。彼にもガイドにも。インドネシアの男の人全員に。
断りのメールをいれると「分かった。ごめんね。」と返事が来ました。ごめんって言える分ガイドよりましだななんて思ったけど、その後「明日ボロブドゥールに行くなら僕が送っていくよ」というメッセージが来て、やっぱりなんにも分かっちゃいないんだなとガッカリしました。「私はバスで行くので大丈夫です。あなたは仕事をしてください。」と全く可愛げのない返事を送りました。
この夜、部屋の外から、時々彼の声が聞こえてきて宿に遊びに来ているのが分かりました。私は一歩も部屋から出ませんでした。

四日目
朝、ボロブドゥールに出掛けようと部屋を出ると彼がいました。「おはよう!」と日本語で挨拶してきました。3日前は全く日本語知らなかったのに・・・。そして「ボロブドゥールに送っていくよ!」と笑顔で言いました。気まずい雰囲気になるのを無理矢理取り繕うかのように明るくしているのがバレバレでした。その顔を見たら私は断れませんでした。そしてボロブドゥールまで彼のバイクで送ってもらいました。ボロブドゥールまでは片道1時間以上かかります。その間、私たちは一言も喋りませんでした。こんなことをして彼にはなんのメリットがあるんだろうと思いながら乗っていました。
ボロブドゥールに着き私を降ろすと「明日は4時に迎えにくるよ。ボロブドゥールはとっても素敵なところだから楽しんでおいで!」とそれだけ言って、すぐ街に帰って行きました。

五日目
4時前、雨が降る中ホテルまで迎えに来てくれました。「ボロブドゥールとっても良かった。朝日も見れたよ。」と興奮してる私の話を「良かったね」とニコニコしながら聞いてくれました。でもその会話が終わり、バイクに乗った後は一言も喋りませんでした。1時間がとても長く思えました。
宿に戻った後、ご飯に行こうと言われました。お礼をしなければと思っていたので一緒に行くことにしました。とても可愛らしいレストランに連れて行ってくれました。そこで「あさっての土曜日仕事が休みだからビーチに行こう。ジョグジャカルタにはとても素敵なビーチがあるんだよ。そこに連れて行ってあげたい。」と言われました。
食事が終わり、ご馳走しようとすると彼はそれを断りました。外国人向けのこのレストランの料金が、彼にとってとても高いことは分かっていました。お互い自分の分を支払い店を出ました。
宿に帰った私は土曜の朝早くジョグジャカルタを出発する飛行機のチケットを取りました。

六日目
タマン・サリ見学を終え、宿で荷造りをしていると彼がやってきました。明日出発することを伝えると一間おいて「うん、それは良い選択をしたと思う。」と笑顔で言いました。考えてみたら、初めて会った日から、私がこれから世界中を旅することについて「最高だ!君がやろうとしていることは、めちゃくちゃかっこ良くておもしろいことだよ。心から楽しんでおいで!」といつも言ってくれていました。彼が十年以上働いて稼ぐような額のお金を自分の楽しみのために1年で使い切ろうとしている私に対して、自分を卑下したり、妬みを感じさせるような発言をすることは一切ありませんでした。とても心が綺麗な人だと思います。
明日の朝、空港まで送るよと言う彼の誘いを断り、今までのお礼と出会えて良かったことを伝え、握手して別れました。

七日目
朝6時に宿を出て、タクシーに乗って空港に行きました。
そしてバリ行きの飛行機に乗りました。
ゆっくりしようと思って来たジョグジャカルタだったのに、毎日いろんなことがあってとても疲れていました。
バリに到着し南国の空気を吸って、やっと一人になれたと気が楽になりました。
その時、彼からメッセージが来ました。

「君の夢が叶うよう願っています。僕は君が好きです。」

私は返事を書きませんでした。
書けませんでした。

これが私のジョグジャカルタでの1週間でした。


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Comment

お疲れさまでしたぁ( ̄~ ̄;)


しつこい人は疲れますよねぇ(T_T)/~

しかも言葉が解らないとなおさら……。


けど、素敵な人に出会えましたねぇ!!

本心が分からなくてしつこくて怖かったと思うけど…


これからも気を付けて旅続けて下さい(o>ω<o)



日本離れて後二日で1ヶ月=^・ω・^=
そろそろ会いたくなってません(´ψψ`)
あたしに…(笑)

No title

変な言い方だけど、多くの偽物の中に時々本物が混ざってるから厄介なんですよねぇ。
もちろんその人が本物か、下心のある偽物だったかは僕には分からないですけど。

なので自分の直感に従った方がいいと思います。
嫌だと思ったらキッパリ断る!乗ると決めたらとことん乗る!
中途半端な態度だとお互い傷つきますよね・・・

No title

気が向いたら時々その彼に絵葉書を送る感覚で写メールで経過報告でも送ってみたらどうですかね?

空気を読むのがあたりまえの日本人。あんまりにもアグレッシブな人達、警戒しちゃいますよね(>_<)
そして、相手の気持ちを深読みしちゃう日本人!罪悪感ももわっときますよね。
裏、深かったです(*_*)女子ってたまに面倒ですよね?!

No title

何だか、文章のタッチが小説みたいで読み入っちゃいました☆
頭の中で情景が浮かんで勝手に一人映画館(笑)

>ぼんばぁさん

私がしつこい人苦手なのはぼんばぁさんが一番知ってるかも(>_< )

そうなの、明日でちょうど一ヶ月です。もうぼんばぁさんが恋しくて恋しくて、毎日枕を涙で濡らしながら爆睡しています。でも日本にはこれっぽちも帰りたいと思わないので、どこかで合流しないと私に会えないよ笑

>くるんテープさん

まさにおっしゃる通り!
大多数に押されて”インドネシアの男の人”でひとくくりにしてしまうと、実は大事なものを見落としてしまっているかもしれません。。。

メアドも何も聞きませんでした。ジョグジャカルタに戻ってくるのを待っていると言われたのを私は笑いながら聞き流してました。もし直感が働いたらジョグジャカルタに戻るかな!?

>うつぼんさん

あの積極性はどこから来るですかねぇ。
相手より自分の気持ちを優先に行動する人達がある意味うらやましいです。

女子面倒なことありますよね。
ジョグジャカルタで会った日本人の男の子に「もっと現地の人に飛び込んいった方がいいですよ」って言われたけど、そうもいかないんだよなーと思って聞いてました。女子で得することもいっぱいありますけどね♪

>kumiさん

いやぁ現実はまったくドラマチックじゃなかったですけどね笑
遅くなっちゃったけど、お誕生日おめでとうございます!
世界の人は意外と35歳に優しいですw日本人若く見えるみたいで、久々に20代に間違えられていい気分味わってます。

No title

はじめまして。いつもブログを楽しみに拝見させてもらってます。実は私も昨年、バックパッカーとして世界一周し、当時36歳だったので、共感(^_^) 日本人女性の1人旅は、本当にどこでもターゲットNo1.にされてしまいますよね、、、。私はモロッコで、ダントツ嫌な思いをしました(;_;)イスラム園は、セクハラや痴漢がとにかく酷かったです。あっ!長距離バスに乗るときは、必ず通路側の席で。私は窓際側の席で、隣に座った男にセクハラされ、しかし窓側の席のせいでなかなか逃げられず、、、くれぐれも気をつけて!

>めぐさん

はじめまして。とっても心強いアドバイス、ありがとうございます!
そうなんですよね、女ひとりって面倒だなーと思うことが度々あります。本当に不愉快な思いさせられてるのに、相手はヘラヘラしてて何にも感じていないところにまた腹が立ったり。
モロッコかぁ・・・行きたいと思っているので気をつけます。車窓を見たいのでよく窓側座っちゃうんですけど、確かに通路側の方がいいですね。身を守りつつ、旅を楽しめるようにしていきたいと思います♪
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